「大賀ハスのふるさとの会」が『千葉市まちづくり応援寄附金(まち寄附)』に登録されました。大賀ハスを守り、その普及活動を応援してくださる皆さま、どうぞこの「まち寄附」をご検討くださいませ。
1月21日の朝の気温は3度、北風が吹く大寒の翌日でした。蓮にとって寒い1月は、水面下で静かにエネルギーを蓄える時期です。花が散った後の秋から春にかけても、蓮には変わらず水を与えつづけます。
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蓮たちは水面に氷が張っていても無事に冬を越すことができます。夏の間と同じ水量を保つように定期的に水やりを行って越冬させます。
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寒風にさらされる見本園の蓮たちを、大賀一郎の妻・歌子の花壇が見守ります。
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ここで植物画家の太田洋愛(おおたようあい)をご紹介します。歌子女史の『すみれ図譜』は、この日本の植物画の巨人である洋愛が奮起して描いたものです。
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洋愛は大賀一郎から「僕はハスの実に賭ける、君は植物画に賭けてみないか」と熱心に言われ、植物画家としての道が決まったと後年語ったとか! 大賀一郎博士、人の才能を見抜く目もあったのですね。(田原市博物館企画展「日本ボタニカルアートの巨星 太田洋愛展」2021年、パンフレットより)
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寒く静まり返った冬の森では、椿がつぎつぎと咲きこぼれ、花の絨毯が広がっています。
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椿の花は、散った後も私たちボランティアの目を楽しませてくれます。
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見本園の地面では、モグラが掘った穴がところどころに目立ちます。モグラ塚だらけです。
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ムクロジ(無患子)の実がいっぱい落ちていました。触るとベトベトしています。
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ムクロジは、温帯域に育つ落葉高木で、果実は石鹼として使われていたそうです。黒くて硬い種子は、まるくて、羽根つきの羽の球として利用されていました。
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敷地内のムクロジは、大木に成長しています。
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報告は以上です。
(担当: れい)