大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2022年6月25日 活動報告: 大賀ハス開花! ハス品種見本園の整備とテント張り

2022-06-27 14:13:50 | 日記
今日は気温29℃、快晴のもとでの活動となりました。7月の一般開放日へ向けての準備としてはハス品種見本園の藻とり、舗道の整備、テント張りなどを行いました。
6月22日、この見本園で最初の大賀蓮が咲きました! 千葉市では例年より一週間ほど遅れての開花です。つづく3枚の写真はボランティアO氏による撮影です。
舞妃蓮(まいひれん)も咲いています。6月23日撮影。
皇居和蓮(こうきょわれん)です。6月22日撮影。
1周間で藻はあっという間に繁茂します。花と葉を傷つけないように、藻はこの時期以降、ほとんど手で掻き出すことになります。
藻にも色々な種類があって、黄緑色のぬるっとしたものやグレーがかったサラサラしたものなど、マスによって異なります。
広場にテントを張りました。
梅雨明けの青空のもと、汗を流しながらのテント張りが終わりました。力作業に関わったボランティアの皆さん、お疲れさまでした。
広場に向かう坂を整備し、ブロワーを使って落とした枝葉を集めて撤去しました。
今日の見本園で咲いていた蓮の一部をご紹介します。6月24日の時点で、蕾の数は240本以上。まずは大空蓮(だいくうれん)です。

知里の曙です。毎年ちゃんと咲いてくれる頼れる美人さんです。
麗しい姿で人気の舞妃蓮(まいひれん)です。
ミセス・スローカムです。この品種を作り出したアメリカ人のペリー・D・スローカム氏は、睡蓮や蓮の品種づくりで有名な愛妻家だったようです。

今年は大賀ハス開花70周年ということで、多くのイベントが開催されています。「大賀ハスのふるさとの会」も各メディアの取材をつうじて、地元の大賀蓮の文化や歴史を発信しています。

ボランティア一同、一般開放日にお待ちしております!

(担当: れい)
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2022年6月18日の活動報告 一般開放に向けての準備、藻取り、果托の整理、圃場の整備

2022-06-18 19:46:31 | 日記
今日は曇り、気温24度。日が差してなくても少し動くと蒸し暑い陽気です。水分補給に気を付けましょう。

正門から入ったところの修景池です。大賀ハスの蕾が二つ出ています。黄色の矢印のところをご覧ください。


会長より、6月15日発行の千葉日報別刷りで千葉市の大賀ハス祭り関連記事が紹介された中に、私たち大賀ハスのふるさとの会の活動についても紹介記事があったことが報告されました。また今後もメディア関係取材の申し込みがあるそうです。

今日は7月の一般開放に向けてハス圃場の中の藻取り、周辺の高い木を伐採して通路を確保したり、圃場全体の芝草刈り、そして秋に収穫して干してある果托を販売できるようにまとめる作業をしました。
今日見られた一番大きな蕾です。紅孔雀のマスです。

こちらは先週ご紹介した真如蓮の今日の様子です。

上のどちらも大きな蕾を付けていますね。
真如蓮のそばにある金輪蓮の蕾には、赤いトンボが止まっていました。


芝刈り機でロータリー広場や通路の草をきれいに刈り取りました。

圃場西側のうっそうと茂った樹々も、枝を落としました。落とした枝は森の奥に運びます。

圃場ではマスの中の藻を取り除いています。その向こうでは、まだ植え付けていなかったレンコンを大きなプラスチック鉢に植え付けています。
上の写真で、舞妃蓮にもミセススローカムにも蕾が立っています。咲くのが楽しみですね。
B列の中ほどにある大賀ハスのマス。前回のブログでもお伝えしましたが、蕾が1つ出ています。早く大きくなって欲しいです。


古い温室内にぶら下げて保管しておいた果托を、販売できるようにまとめる作業をしました。

今年の果托は状態がよく、きれいな束ができました。

下は、いつも写真をいただいているOさんが、2,3日前にハスの様子を見に来た時に遭遇した、トンボの羽化の瞬間です。

ハスの花芽でしょうか。
実はハスの茎にはたくさんのトゲが生えているのです。品種によって多少の違いはあるのですが。この写真だと、トンボも珍しい瞬間ですが、ハスの茎のアップも面白いですね。芽が伸びてくると、後ろ側の茎のようにトゲの間隔が広がってきます。

最後にOさんが撮った素敵な紫陽花の写真です。事務所から東屋に通じる道沿いに挿し木をしたものが、こんなに立派に花を咲かせています。


今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)



コメント (5)
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2022年6月11日 活動報告 ハス見本園の藻とり、一般開放に向けての準備

2022-06-14 12:51:31 | 日記
今日は気温21℃のくもり空、30人以上のボランティアが集まりました。7月のハス見本園の一般開放に向けて本格的な準備がはじまっています。
6月11日現在、見本園では約140本の花芽が出ています! ハスの蕾は、水面から出ておよそ20日間で開花します。

今年、最初に開花するのは下の真如蓮(しんにょれん)になりそうです! 大型の美しい白いハスが咲くでしょう。

きれいな花を咲かせるためには、藻を取り除く必要があります。ハスを傷つけないよう丁寧に行います。
かき出した藻は一輪車で見本園の奥に集めてリサイクルします。今日もボーイスカウトの少年たちが大活躍です。
開花時期の早い大賀蓮です。立葉(たちば)がいっぱい出ています。

大賀ハスの蕾です! アブラムシに覆われていたので、手でやさしくこすり取りました。2週間に一度、薬を噴霧していますが、晴れがつづくと葉も蕾もビッシリと覆われてしまいます。

カラスやカモが飛んできてハスを傷つけるので、防鳥のための糸を張りました。
冬の間に見本園のまわりの木を剪定したので、日中のハスたちは太陽の光を浴びつづけてグングン育ちます。

東屋の前に花壇をつくりました。今年は大賀一郎博士の妻である歌子さんを紹介するコーナーになります! 歌子さんは満州で収集した多くの植物のうち、スミレだけを集めた『すみれ図譜』を出版したことで知られています。
まわりの建物の屋根の上にのぼって、除草作業を行いました。

7月のハス見本園の一般開放に向けての看板の整理・点検を行いました。

見本園のある里山では、ザクロの花が咲いています。

フェイジョアの花は見ごろを迎えています。

写真の多くはボランティアO氏の提供によるものです。ありがとうございました。

活動報告は以上です。

(担当: れい)

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