大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2023年4月1日の活動報告

2023-04-03 22:02:29 | 日記
新年度初のボランティア活動日です。春うららかな良い天気になりました。正門から坂を上がってくると最初に目に入る大きなソメイヨシノも、すっかり満開です。

旧東京大学農学部付属緑地植物実験場の中のハス見本園ですが、今年植え替えする予定のハスはすべて作業完了しました。活動日以外に作業に参加された皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。
下はけさの作業前のハス見本園の様子です。パノラマ写真にしてみました。よく見ると所々水が濁っているマスがあります。レンコンを植え替えたマスです。


今日はハスのマスで藻取りは行ないませんでした。というのも、気温が高いのですでに藻が発生しているのですが、レンコンから浮き葉が出ているものもあるし、ヤゴが藻の裏についているので、選別するのが難しいという事情もあります。浮き葉を折らないように、またヤゴはそのまま生育させたいので、今日はマスは触らないことになりました。
ボランティア仲間のGさんが指さしているこちらも、かわいい浮き葉が出ています。


ハス見本園の外側道路(大賀ハス通り)に、ツバキの花がたくさん落ちているので、それらの掃除をする、また見本園の中でも森に隣接しているA列の樹木が茂っている所の木々を刈り取ってあるのでそれらを処分する、その他芝草を刈り取ってあるので、それも除去するなどの作業をすることになりました。

道路沿いには赤とピンクのツバキが交互に植わっています。ちょうど満開で、たくさんの花が落ちていました。


見本園の中のA列のそばの樹林帯に、伐採した枯れ枝などが放置してありました。これらを集めて、処分場に運びます。樹林の手前が少し風通しよくなりました。


残っている大賀ハスのレンコンを、プラスチックの大型容器に植え付ける作業も行ないました。まず土を容器に入れていきます。

土を入れたら、ロータリー広場の日当たりの良いところに運びます。肥料などを入れて、水を入れます。この大きさだと、一鉢2本ぐらいのレンコンを埋めていきます。埋め終わったら泥で汚れた鉢をきれいに洗い流します。

別の茶色い容器も追加します。

鉢植えの大賀ハスが増えました。日当たりもよいので、大きな花を咲かせてくれると思います。

事務所と倉庫の間の通路に溜まっている、スギの枯葉を掃除します。

すっかりきれいになりました。
今日の花々。上左=一葉(いちよう)、上右=御衣黄(ぎょいこう)。いずれも桜の品種です。御衣黄は黄緑の花をつけます。

下の段は花梨(カリン)と花蘇芳(ハナズオウ)。

気候がよくなり、ハスも動き始めています。今年の夏もたくさんの素敵な花ハスが咲くように、ボランティア一同、頑張ってハスの世話をしていきたいと思います。

今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)






コメント (1)
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