テレビ放映にて、杉江敏男『続サラリーマン忠臣蔵』(1961)を見る。ラテ欄でのテレ東の言い分が奮っている。「森繁喜劇の最高傑作映画」なる冠が付いているのだが、まさかそれは現実とはいささか異なるとしても、どうも憎めない惹句である。「そうか、最高傑作というなら見てみようか」と思ってくれた視聴者がいたかもしれぬ。
1961年といえば、スタジオシステムの崩壊はひたひたと忍び寄っているものの、この時点では依然としてオプティミズムは維持されている。森繁が失地回復を果たし大団円となるあまりにもオプティミスティックなエンディングには、ふと目頭が熱くなりもしたのだった。
* * *
さて、今年もあと5時間あまりを残すのみとなりました。皆様にとりましては、どのような1年だったのでございましょうか。来年という年が、皆様にとりましてよりよき1年、実り多き1年となることを祈念しつゝ、ご挨拶申し上げます。有難うございました。
1961年といえば、スタジオシステムの崩壊はひたひたと忍び寄っているものの、この時点では依然としてオプティミズムは維持されている。森繁が失地回復を果たし大団円となるあまりにもオプティミスティックなエンディングには、ふと目頭が熱くなりもしたのだった。
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さて、今年もあと5時間あまりを残すのみとなりました。皆様にとりましては、どのような1年だったのでございましょうか。来年という年が、皆様にとりましてよりよき1年、実り多き1年となることを祈念しつゝ、ご挨拶申し上げます。有難うございました。
ちょっと遅くなりました。
旧年中はお世話になりました。
本年も宜しくお願い申し上げますm(_ _)m
映画システムの変遷が、受け取る側の見方を変えたようにこれからは映画館が3D装置の「ハコ」として生まれ変わるのでしょうか?
映画の楽しみ方も移りゆくものですね。ダイナミズムそのものを強調することで得られるものが、果たして感動と呼んでいいものか、どこか引っかかりをおぼえた年末の私の映画鑑賞でした。
来年(もう今年ですね)も真摯ある文章を心待ちにしています。
本年もよろしくお願いいたします。
わたくしはまだ恥ずかしながら、3Dといえば、ずっと昔の東宝チャンピオンまつりとかそういうものしか経験がありません。あれからウン十年と経っていますからだいぶよくなっているのでしょうね。