再び、小石川植物園です。
池(沼?)の畔に1本のラクウショウ(落羽松)の木が生えています。
この時期、カラマツやメタセコイアの様に葉が色づいています。
幹の周りに突起物があります。
何??
これは呼吸根(気根)と呼び、木が呼吸するための根です。
木が呼吸??と思いますが、光合成で酸素を排出している一方、植物も根から酸素を取り入れているのです。
水辺に生えるラクウショウは地中が湿っており、酸素を取り入れられない為、このように呼吸根を地上に伸ばして、ここから呼吸しているのです。
因み赤塚植物園にもラクウショウはありますが、水辺に生えていないので呼吸根はありません。