先日、赤塚植物園の前で羽が切れた蝶が地面に落ちていました。
ゴマダラチョウに似てますが、少し違うようです。
死にかけているのかと思いきや、近づいてみると元気そうなので保護してダンギクの花の上に載せてやりました。
しかし、こんな状態なので、もう飛べそうにありませんが・・・。
いきさつを植物園の職員さんに話したところ、蝶を見て蝶の種類を調べてくれました。
それによるとアカボシゴマダラと言う亜熱帯域に生息する蝶でした。
日本では奄美大島の周辺にしか生息していない蝶で、本州へは人為的に持ち込まれたらしいです。
この蝶が本州で繁殖すると固有種のゴマダラチョウに影響を与える恐れがあり、問題視されているそうです。
なぜ、不自然に羽が切れているのか?と思いましたが、蝶に詳しい人が駆除するために羽を切ったのだと思います。
きれいな蝶ですが、そういう事情なら仕方ないですね。
結局は安易に持ち込んだ人が悪いので、ある意味、蝶も被害者です。
こちらにもコメントしますね。(笑)
アカボシゴマダラはここ数年ですよ。
五年前にはほとんどいませんでした。
それが誰かが放蝶したら一気に繁殖してしまいました。
今では我家の周りにすら飛んでいます。
気が強く繁殖力も物凄いようですよ。
例の水元公園などではかなり増えてしまいました。
そうなんですね。
赤塚植物園では見かけておりませんでしたが、東京にも結構いるのですね。
放蝶しても本来、亜熱帯域に生息する蝶ですから・・・。
これも温暖化の影響なのでしょうか?
きれいな蝶ですが、生態系に影響を与えてしまうのは良くないですね。