引き続き、日曜(9日)の赤塚植物園です。
蝉の声が響き渡ります。
今回は小さな花を紹介します。
野草の道ではカリガネソウ(雁草 / 雁金草)の花が咲き始めました。
シソ科の植物で花の形から別名「帆掛草」とも呼ばれます。
ヌスビトハギも咲きました。
マメ科の植物で実(種)の形が忍び足で歩いた足跡に似ているので盗人萩と名付けられたそうです。
ミズヒキの花も多く見かけるようになりました。
見過ごしてしまいそうな小さな花ですが、きれいな赤色です。
ゲンノショウコの花も咲きました。
フウロウソウ科の植物で胃腸病に効く生薬として用いられます。
薬草として実際に効くことから「現の証拠」と名付けられたと言われています。
続いては、この花です。
可愛らしい花ですが、ヘクソカズラ(屁糞葛)と言う不名誉な名前です。
アカネ科の蔓性の植物で葉や茎を潰すと悪臭を放つことが、名の由来だそうです。
最後はキツネノマゴです。
花は5ミリ程度と本当に小さい花です。
ヤマトシジミがやってきて蜜を吸っています。
花も蝶も小さいので撮影するのが大変です。
オートフォーカスではピントが合いませんよ!
「夏に小さな花」と言うタイトルでしたが、「ユニークな名前の花」でも良かったですね。