今年一番の寒波が日本列島を襲っており、各地で記録的な大雪となっております。
東京は昨日(日曜)、今日とも晴れましたが、気温は低く朝晩はとても寒かったです。
赤塚植物園でも冬の目玉の一つシモバシラの氷の結晶がみられました。
シモバシラはシソ科の植物で冬になると地上部分は枯れてしまいますが、根は生きており、寒い日に根が吸い上げた水分が枯れた茎の裂け目から出て凍り、ご覧の様な氷の結晶となります。
例年ですと12月から見られますが、今シーズンは暖冬の影響で1月中旬まで氷の結晶ができませんでした。
そのため、いつもより茎がもろくなっており、結晶も小さくなってしまった様です。
寒波のおかげで開花間近だったフクジュソウはまだ蕾のままでした。
寒かったせいで先週降った雪が園内に残っております。
最後はモクレンの蕾です。
毛の生えた蕾が毛皮を着ているようで寒空の下でも暖かそうです。