これは何?
アリ塚みたいですが、実は木の根の一部です。
ラクウショウと言うヒノキ科の木の根で、呼吸根(気根)と呼ばれる根です。
ラクウショウは北米原産の木で沼地や水辺に自生してるため、地中の根が水に浸かってしまうことが多く、酸素を取り込むために、このように根が上へ延びるそうです。
写真の呼吸根は小石川植物園で撮影しました。
やはり、池のほとりに生えておりました。
植物って呼吸するの?と思われている方もいらっしゃると思いますが、植物も酸素が必要なのです。
日中は葉の光合成により、酸素を取り入れておりますが、光合成ができないときは呼吸しているそうです。
面白いので沢山撮ってしまいました。
気が付けば肝心のラクウショウの木は幹しか写っておりませんでした。(笑)