接線が予想された韓国戦でしたが、韓国のエース金廣鉉(キム・グァンヒョン)を攻略し7回コールドの14-2と圧勝しました。日本が実力を出し切れず、分が悪かった相手ですので、久々にスカッとしました。
今回はとことん韓国を分析したみたいですね。普通にやれば勝てると思っていましたが、これだけの大差になるとは・・・。思えば北京オリンピックのときも、采配ミスで負けたようなものですし、あの時よりも遥かにグレードアップしたチームですから、選手が実力を出し切れば当然の結果なのかも知れません。
中国戦で5タコと調子を崩していたイチローも3安打と活躍をしました。中国戦の状態を見て全く期待していませんでしたが、恐れ入りました。正直、打順を下位に下げるか、スタメンを外して貰いたいと思っていましたので・・・大変失礼しました。
そして、原采配も見事に的中!先発が左の金廣鉉と言うことで状態の良くない稲葉を外して6番に内川を起用しましたが、初回に三塁線を破る2点タイムリー2ベースヒットを打ちました。イチロー、中島、青木の3連打で1点を先制したものの村田、小笠原が倒れて1点だけで終わってしまいそうなところでの、あの一打ですから本当に効果的なヒットでした。
また、2回の村田の技ありの3ランホームランも良かったです。これには流石の韓国も戦意を喪失してしまったようです。
一方、松坂は悪いながらも4回2失点で切り抜けました。1回はストライクが取れずカウントを悪くしてヒット打たれると言う悪い癖が出て、韓国の4番の金泰均に特大の2ランホームランを打たれましたが、その後は立て直して3イニングを無失点に抑えました。
これで、サンディエゴで行われる第2ラウンドへの進出が決定しました。ただ、8日に行われる中国と韓国の勝者と9日A組1位の座を争わなくてはならないのです。おそらく、韓国との対戦になると思いますが、気を抜かないで しっかり勝って貰いたいです。