さじかげんだと思うわけッ!

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小学館の学習雑誌、休刊!

2009-10-27 20:03:00 | 
「小学五年生」「小学六年生」休刊へ(読売新聞) - goo ニュース

小学館は26日、87年前の創業以来、刊行してきた学習雑誌「小学五年生」と「小学六年生」を2009年度末で、休刊すると発表した。
「五年生」は来年3月号、「六年生」は同2・3月合併号が最後になる。

がびちょーん。
非常に残念なニュースですね。
わたしは、小学館の学年別雑誌は「小学一年生」から読んでいて、それこそ小学校を卒業するまで購読していたんですが、その雑誌がなくなってしまうとは…。
実に悲しいことです。

時代の流れだと一言で言えば楽ですが、多様性というのは意外に厄介なものではないかということを考えました。
なぜ、この教育熱心な時代に小学館の学年別雑誌が、一部とはいえ休刊せねばならないのか。
あるところでは、日本史漫画の週刊誌が創刊され、様々な教養雑誌が発売されているというのに。
子どもの興味に合わせるうちに、出版社側のスタンスがぶれてしまったというのも一つの理由だと思うのですが、問題は子どもの興味の多様化だと思うんですよ。
自由にいろんなことに興味を持て、それを実行できるというのはこれは大変素晴らしいことだと思います。
ただやはり子どもには必要なことがあるんだと思うんです。それは、子どもの可能性や好奇心を発掘するなんてものではなく、もっと道徳的なものなんじゃないかと。

とはいえ、雑誌は読まれてなんぼの世界でもありますから、いかに子どもの興味を惹くかにもよるわけで…。
道徳的な説教と子どもの興味と、それを両立させるのは大変難しいものです。
こういうとき、日本に欧米のような宗教があればとも思うのですが…うーん。

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