さじかげんだと思うわけッ!

日々思うことあれこれ。
風のようにそよそよと。
雲のようにのんびりと。

娯楽こそが技術の発展の燃料なり。

2008-02-07 21:40:00 | 

わたしは貧乏な人間ですから、あまり身にならぬものには見向きはしない質です。
身になる…というのは、形で残るってことで、要はストレス発散等の目的でお金を使うことをしないわけです。
交際費は別ですよ。
友達とカラオケに行くとか、旅行に行くとかは、それは別です。
ただ一人でカラオケいったりとか、漫画喫茶やインターネットカフェにいったりはしないわけです。
言うなれば、殻に閉じこもるってやつですね。
流行にも疎いですし、話題について行くことができないこともあります。

さて、昨日、実にン年ぶりにゲームセンターというところに行ってきました。
ショッピングセンターやボーリング場の遊技場とかゲームコーナーには、まぁぶらぶらするついでに行くことはありますが、メダルゲームやアーケードゲームをするという目的を持っていく、そういうところにはとんと行っておりませんでした。
こういうところも、わたしにとってはつまり一人でいくカラオケや漫画喫茶と同じわけです。
実に久しぶりにいきましたよ。すごい新鮮でした。
やはり、わたしはすっかりこういう場所の情勢に疎くなっておりました。
根本的なシステムは変わらないんですけどね。そのアレンジの仕方が巧妙になっていました。

特に目を引いたのは、バンプレストの『機動戦士ガンダム 戦場の絆』というアーケードゲームです。
詳しいゲームシステムはリンク先の内容を見てもらうとして、なんだか20年前の漫画の世界に現実が追いついてきたなぁと、感慨を持って見ておりました。
平成に入ってから、それまで考えはしたけど実現はまだまだ遠い未来だという技術が次から次へと実用化され、資本主義と自由主義経済の恩恵により、極めて簡単に、そして安価にそれらの技術を手にすることができるようになりました。
このゲームは、まさしくコミックボンボンで連載されていた『プラモ狂四郎』(クラフト団・著、やまと 虹一・著)やコロコロコミックで連載されていた『バーコードファイター』(小野敏洋・画)などを地でいくものではありませんか。
最近は、カードをフィールドの上に展開して遊ぶ『三國志大戦』シリーズ(SEGA)や『Baseball Heros』シリーズ(KONAMI)なども流行っているようです。
いずれ、この『戦場の絆』と『三國志大戦』の機能が合体して、実際に上記の漫画のような機械が登場することも遠くないことなのかもしれないと思ってしまいます。

とはいいつつ、やはりわたしは貧乏人間です。
横目で見ていただけなのですが、文化や科学技術というものは、結局生活と娯楽の発展がモチベーションになっているんですよねぇ。