小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



9月12日は十五夜で、この小田原でも天気が良く中秋の名月と呼ぶにふさわしい満月が見られた。日ごろ、じっくりと月を眺めることは少ないが、条件が良いと満月近くの夕方に御幸の浜で素晴らしい月の出を見ることができる。十五夜の前日の9月11日は、日の入り後の御幸の浜で美しい風景を眺めることが出来た。天文学には詳しくないが、月の出の時刻は毎日50分くらいずつ遅くなっていき、満月に近くなると日の入りと月の出がほぼ同時刻になる。普段、日の入り時間はまだ勤務中なのでゆっくりと海辺で月の出を眺めることは出来ないが、休日が満月ちかくと重なったときに御幸の浜に出かけ月の出を眺めている。11日は休日で天気も良かったので午後6時過ぎに御幸の浜に出かけた。11日の日の入り時間は午後5時56分頃、月の出は午後5時2分頃。すでに月は水平線の上に出ていた。このとき午後6時7分。もう少し暗くなると、海上に月明かりの帯が出来る。午後6時17分。空の色も茜色からブルーに変わり、海上に月明かりの帯が見え始める。午後6時23分。刻一刻と空と海の色が深まり、海上の光の帯は輝きを増す。大変素晴らしい風景だった。毎月、この光景を見たいが、休日と満月が重ならなかったり天候が悪かったりと、年に数回しか見ることが出来ない。午後6時26分。わずか10分ほどの間に刻一刻と変化する海と空と月明かりの風景を見ることが出来た。この海上の光の帯を見れたときには、海辺で座っている人越しの光の帯の写真を撮っている。先日の台風で御幸の浜に流れ着いた流木に若者が仲睦まじく座り海を眺めていた。その後ろ姿と月明かりの帯を撮影したが、暗くなってしまい今ひとつ。次の機会を楽しみに、暮れ行く御幸の浜を後にした。

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