小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



都心に比べ再開発などのペースがゆっくりしていた小田原駅周辺だが、今年度から再来年にかけていくつかの施設の工事が行われる。先日、小田原駅周辺の建設予定地や工事現場を巡った。 4月下旬の箱根登山ベルジュの解体工事状況。建物上部では3台ほどの重機が作業しているようで、これから解体工事のピッチがあがるのではと思う。予定では7月くらいには地上階部分の解体が終わるようなので、あと2ヶ月程でずいぶんと駅前の風景が変わりそうだ。解体工事が行われている箱根登山ベルジュとは対照的に、小田原地下街では今秋の再オープンに向けてリニューアル工事が続いている。店舗部分はフェンスで囲われているので工事の進捗を見ることが出来ないが、4月下旬に立ち寄ると通路部分の天井パネルが撤去されていて各種の配管工事が行われているようだった。最近になって再オープン時に出店する店舗の情報も少しずつ耳に入るようになってきた。小田原駅東口臨時駐車場南側のお城通り地区再開発事業駐車場施設ゾーン建設予定地。新年度入りしてすぐに着工するのかと思っていたが現地の看板によると7月からとのこと。来年の4月には鉄骨造5層6段構造の5階建ての立体駐車場が完成する。工費は約21億円で駐車場のほかに市民活動センターも併設される。小田原城址公園内の旧城内臨時駐車場で行われている御用米曲輪発掘調査は今年度で調査が終了する見通し。発掘終了後に順次埋め戻して整備が行われるとのことだが、先行して西側では擁壁の建設が始まっている。 4月中旬から解体工事が始まった旧小田原城内高校。昭和36年夏に一期工事の校舎が完成し50年以上にわたり天神山にあった小田原城内高校も、体育館など一部を残して解体される。現地の工事標識に記載されている保険の期間を見るとこの秋くらいには解体工事が終わっていそうだ。小田原警察署が移転して以降三の丸憩いの広場として使用されていた場所は、まもなく発掘調査が終了して長年懸案だった市民ホールの建設に向けた事業が始まる。予定では来年入札により工事業者が決定し2016年度中に完成とのこと。新たに建設される市民ホールは芸術文化創造センターという名称で、建物部分の建設費は約65億円、総事業費は75億円前後とかなりの予算規模。事業決定に至るまで色々とあったので賛否両論のある施設だが、これだけの予算規模の公共施設の建設はこれで最後かもしれないので工事の進捗も記録に残したいと考えている。

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