
毎年この時季に紹介している「アノ花」
今朝は8時半の外気温が8度、ということは上は2度ぐらいか。日中は気温がもっと上がるだろうから雪解けもいくらかは進むにしても、里で期待するほどではないかも知れない。世間では真夏日だ、夏日だと騒いでいるというのに、依然として炬燵やストーブの世話になりながら冬の名残を心配している。可笑しな話だが、これも現実である。
梅の花は日毎にその数を増やしているし、「アノ花」も、きょうの写真のようにすでに先日の雪が降る前から花を咲かせている。わが家のはまだだが、隣家のカタクリはすでに花まで咲かせた。
他方、モグラも結構活動を始めたようで、もしかすればその被害が出るかもしれない。対策はあるらしいが、そこまでする気にはなれない。
やらねばならないことがたくさんある。上で仕事をするようになれば、家のことは放ったらかしになるから今のうちに少しでもやっておけばいいのだが、いまひとつその気になれない。
行かねばと思いながら、それができない不登校の子供らも、こんな気持ちで日々を送っているのだろうか。
有難いことだが身体が健康だからだろう。これで身が不自由とあれば、今ボヤいたようなことを案ずる余裕もないに決まっている。多少気力が落ちていても、この時季の天気のようなもの、晴れる時もあれば、雨の降る時もある。
石垣が崩れようと、障子が破れようと、モグラが暴れようと、じっと耐える。無視を決める。そのうちには、何とかしようとする気に・・・、なるだろうか。
あっ、わが家のことはそんなだが、わが愛しの入笠についてはもちろん違う。こっちは今年が最後になるということからも、いまから気合が入っている。
篤い信者が、乏しい金をお布施に使ってしまうように、とまでは言わないが、体力、気力は惜しまない。
今、牧場でどこへ行ってみたいかと聞かれれば、即座に応えられる。一カ所だけではない。どこもかしこも、自分だけの思いの詰まった場所だ。そういう場所は牧場内だけでなく他にもある。果たして、今年中にすべてを訪ねることができるだろうか。(もちろん誰にも教えないが、あなただけは別だ。クク)。
本日はこの辺で。