入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「冬」 (13)

2018年11月19日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など




 外国の風景かと見紛うようなメタセコイヤと、それを映す池の眺め。もう昔のことだがこれと似た風景を、湖が多いミネソタ郊外の友人宅の近くで見たことがある。小さいころからかの国には格別な憧れがあったが、もうそれはない。そんなことを思い出し、考えながら安曇野穂高から帰ってきた。
 
 その安曇野で、今年は雪の来るのが遅いと土地の人々が口を揃えた。入笠でも降雪の気配はない。人に聞かれれば、入笠の初雪はおよそ11月中旬と答えていたのに、これでは考えを大分修正する必要がある。そのうち、人工降雪の設備がないスキー場は、天然リンクのスケート場のように、閉鎖を余儀なくされる所がもっと出てくるかも知れない。そういえば昨冬の2月、思いがけずも車で上まで行ってしまったことがあった。初めてのことだったが、あんなことも温暖化の表れかも知れない。
 
 昨シーズンは、山スキーがいいか、スノーシューズがいいのか、その優劣をつけることができなかった。スキー派は、あくまでスキーに拘る人が多いようだが、スキーと靴、それに専用の金具やシールなど、費用はスノーシューズに比べかなり高額となる。昔のように登山靴では、今の滑降を重視した山スキーには使えない。これもおかしな話で、移動を重視した、登山靴でも通用する山スキーが店頭から姿を消してしまったのは納得できない。山にはいろいろな楽しみ方があるのだから。
 まあ、取り敢えずは応用範囲も広いスノーシューズの方が無難だと思う。それに、スノーシューズに比べたら、山スキーは滑降技術もそれなりに必要となる。また、スキー靴は登山兼用だとしているが、まず役に立たないと思った方が間違いないだろう。
 牧場からスキーを使ってオオダオ「芝平峠」経由で林道を下ったときのことだが、無理して上がってきた何台もの車が残した荒れ放題の轍のせいで、少しも快適ではなかった。そんなこともあって、シールを外すのは管理棟から約6キロ、「池の平」付近にしたのだが、さて今冬はどうなるか。

 そういうわけで「冬の営業案内」をご覧ください(下線部を左クリックしてください)。予約は早めに頂ければさいわいです。



 
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