入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

      ’24年「秋」(5)

2024年08月09日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 午前5時、気温15度、晴れ。東の空に珍しく朝焼けが見える。日中の天気はまずまずのようだが、夜になって一雨来る可能性が20%という本日の予報である。
 一応この時季「天気の急変」を織り込んだのだろうが20%、この解釈は難しい。昨日の「日向灘地震」に続き出された「南海トラフ地震」に対する「注意」はさらにもっと難しい。今年早々の能登半島地震の例もあり、気象庁や専門家と言われる人々もかなり苦しいだろう。

 霧が深くなってきた。囲い罠の中の牛の活動が活発になってきた。昨日の中間検査に合わせ上がってきた牛の中で、すでに入牧している幾頭かの乳牛と畜主が同じだという事情で、1頭だけだが和牛を乳牛のいる囲いの中に入れた。どうもこの牛の気紛れな動きが他の牛たちを少々翻弄させているようだ。
 だからといって今囲いを開けてしまえば、昨日入牧した子供同然の牛たちは新しい環境に馴化していないから何をしでかすかわからない。2,3日は全頭を安全な囲いの中に置いておくしかないだろう。

 それにしてもあの牛たちは生後1年かそこらで妊娠させられ、約10か月後(280日)には子を産む。人間では考えられないが、それでも母性はそれなりに発揮されて、自身が親であることが分かり、充分にそれを認識した行動を見せる。
 生まれた子供も、また親牛と同じ道をたどる。繁殖牛になれれば寿命は延びるが、そうでなければ、1頭の牛の牛乳が人間に役立てられる間は短く、3度も出産を繰り返せば役目は終わる。
 
 つい乳牛と呼んでしまっているが、そういう牛がいるわけではない。ホルスタインもジャージーも品種改良などを経て、本来は子供を育てるはずの乳を人間が、悪く言えば横取りしているのである。
 これを呟いている者も、いくら普段牛肉は食べないようにしていても、それに充分加担しているわけで、牛にとっては「罪深き者」の一人になるだろう。

 昨日、陣中見舞いに来てくれたTDS君から"教育的指導"を受けてしまった。題名を「秋」にするなら「立秋」を待ってからすべきだと。長年短歌をやる身内の者からも同じことを言われていた。確かにその方が良かったが、うーん、どうもこういうことに疎くていけない。

 ミズカミさん、折角ですがあれだけでは予約を受けることはできません。最低でも名前、携帯電話番号をお知らせください。宿泊は小屋でなく、テント泊となります。

 山小屋&キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。
 本日はこの辺で。


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