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入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’24年「春」(22)

2024年03月15日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 一日いちにちが過ぎていくのは早いが、季節の進み具合はそれに比べると遅い。今朝も屋外の寒暖計はまだ零下を示しているほどで、ぼつぼつ耳にするようになった桜の話題もまだ遠くに聞いている。
 西山の経ヶ岳はさらにまた雪の量を増やした。それを見て、反対側の入笠の雪を心配している。
 
 午前中、隣村に紙芝居を見にいくつもりでいたが思い違いをしていて、明日と思っていたきょう、東京から客が来ることに気付いた。さて、どうしたものか。
 紙芝居というのは、段々と忘れられ、消えていく方言を惜しみ、篤志家矢島さんがそれらの言葉を紙芝居にし、人々に伝えようとしている地域活動のことである。

 この地方の方言、大分使わず忘れたが、語尾に「ずら」が来るのがよく知られている。「そうでしょう」とか「そうだろう」と言う代わりに、「そうずら」と同意を求める時などに使う。格式張らなければ、年長者にも言うことができて便利である。
 他にすぐに思い付く方言では「ごしたい」がある。「疲れた」という意味で、都会に出て何年もの間、本当に疲れた時はこの言葉を使わなければ気持ちを表すことができないと思ったくらいだ。
「前にある」と言わず「前でにある」と「前」の後に「で」が付くことも、指摘されて初めて気付いたりしたものだ。「もう」という代わりに「へえ」とも言う。「へえ駄目だ」などと。「おい」も「やい」ではなく、男でも女でも呼びかけに使い、都会では注意されて驚いた。

 長野県は南北に長く、南に位置する「南信」でも上伊那と下伊那がある。諏訪や松本は「中信」で、県庁所在地の長野は「北信」になる。
 ここまで離れてしまえば言葉ばかりでなく気象も大分違う。全国の天気情報では、長野市を中心とした北信の天気では役に立たないことが多く、われわれは名古屋の天気を参考にすることもあるほどだ。

 今、紙芝居が行われる北殿公民館へ行ってきた。驚いた、玄関先には何人もの案内する人が出ていて、会場にもたくさんの人でいっぱいだった。70人以上になるらしい。
 控室にいた矢島さんにも会えた。紙芝居の道具を積んだ古き良き時代の自転車も見ることができたというのに、その写真を撮るのを忘れたのは残念なことをした。ともかくも事情を話し、今回はご無礼を赦してもらった。
 それにしても、80歳になんなんとする年齢で、いい歳の取り方をしていると頭が下がった。是非、わが福島にも来てもらおう。
 
 なお、上伊那郷土研究会の会報「伊那路」にも長く携わるなど、よく知られた人なので、本名をそのまま使わせてもらった。
 本日はこの辺で。
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