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入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’22年「夏」(34)

2022年07月13日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

   Photo by Ume氏
 
 左の赤い屋根のさらにその奥の方から林を抜けて、和牛軍団は手前の放牧地へ出て1ヶ月ほどを過ごした。この放牧地が第2牧区で、管理上の問題があり長いことこの牧区へは牛を出さなかったが、今年思い切って区画変更をして、ようやくそれができるようになった。その牛たちも今は霧に隠れた上部にある第1牧区に落ち着いている。
 この牛たちとは別に、大型の囲い罠にも入牧以来10頭ほどの牛がいる。ここからは鹿すら逃げ出せないから、脱柵の心配は無用で、牧草の心配以外は牛を安心して置いておける。
 牛を背景にした映像を撮影する予定があり、その際、牛たちを呼び寄せる役目を自ら買って出ている。だから「恥をかかすなよ」と牛たちに言い聞かせているが、さてどうなるか。
 
 
 梅雨は明けたというが、はっきりとしない雨の多い日が続く。そんな天気では給塩ができないし、雨に濡れながら草を食んでいる牛たちを見ていれば、思うことはいろいろとある。
 人間が生きていくために働くように、牛たちは必死で草を食んでいるわけで、恐らくだが食を楽しんでいるわけではないと思う。1日に体重の12パーセントの草が必要だと言われているのだから、あの姿は懸命に労働している姿であって、「美味しい!」と黄色い声を上げて喜ぶCMの中の女の子とは全く違うだろう。そう思いながら見ている。



 キャンプの予約が少しづつ入るようになった。今年は単独が流行っているのか、例年よりかそういう人が多い気がする。昨日、雨の中を来てくれた彼も単独であった。
 実は、不手際をした。大変に申し訳ないことながら、予約のあったことを忘れてテイ沢へ行っていたので、待たせてしまった。あそこへ行けば電話連絡が難しくなるから、およその時間は予約時に聞くようにしているし、珍しい名前だったからその時の会話も覚えていた。予定表にはちゃんと記載されていたにもかかわらず、見落とした。別の予定が中止になり、そのことにすっかり気を取られていたのだろうか。猛省。

 キャンプ場を含む「入笠牧場の宿泊施設のご案内」は下線部をクリックしてご覧ください。
 本日はこの辺で。

 
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