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入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’21年「冬」(11)

2021年11月13日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 放牧地から眺めた西の空はもうすっかり冬、この雲の中に中央アルプス、御嶽、乗鞍、そして北アルプスの穂高や槍が隠れている。恐らく、あの高さの山ならいまごろ、根雪をさらに深く、積み重ねるように雪が降っているだろう。
 ここ2、3日の間に、辺りの雰囲気はすっかり一変してしまい、黄色が中心だった明るい色調は錆びた赤茶色に変わってしまい、殆どの樹々が葉を散らす中、ヤマナシと落葉松の葉がわずかに残っている。しかし、それらも散り遅れ、貧相な姿を晒しているようにしか見えない。

 越年を含め冬の営業をどうするか考えている。これは管理人にとっては契約外のことだが、それでも雪の入笠を体験してみたいという人たちに協力して毎冬要望にはできるだけ応じてきた。しかし、このごろは申込者もあまりいない。年によっては越年を一人でHALと過ごしたこともあったが、いまではそのHALもいなくなってしまった。
 そういえば、雪の法華道をHALを連れずに歩いたことは一度としてなかった。いつも、健気に一生懸命スノーシューズや山スキーの残した跡を付いてきた。時に、急に足運びが重くなることがあったが、それはHALがスノーシューズやスキーの後部に足を乗せるからで、犬でも足の冷たさが我慢ができなかった時だったかも知れない。



                冬季営業(案)
原則5人以上(越年は1名でも)、しかし、「オレなら」「ワタシなら」それ以下でも受け付けるかも、と思う人は相談してください、考えます。
 積雪期は、富士見からならゴンドラ利用となり、山頂駅からはスノーシューズを使って約1時間。伊那側からなら芝平経由、積雪期でも1月初旬までなら大概車で来ることが可能。途中の焼合わせで車を捨てた場合は小屋まで5㌔、1時間半程度。法華道を来るなら雪の状況次第だが約3時間くらいか。
 料金は薪炭料500円を含む1名1泊4500円。食器、ガスコンロの使用可、水は取水場で。申込み方法は管理人に直接連絡するか、東部農協組合員課(TEL:0265-94ー2473)に問い合わせてもらえば、こちらから連絡することに。申し込みは最低でも1週間前に。また、車による事前の荷揚げも可能。

 と、いうような営業方法を考えつつも、実際にどうするかはしばらく希望者の反応、意見などを考慮の上、最終の判断をさせてください。本日はこの辺で。明日は沈黙します。
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