入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’20年「春」 (6)

2020年03月14日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 ようやく、庭のボケの木の蕾が一輪だけ白い花を咲かせ、そういえば昨夜は今年になって初めてストーブの世話にならずに過ごした。季節が進むにつれて長い夜を玩び、その分朝は「春眠暁を覚えず」のあの人を真似るようになる。きょうは朝から雨で"こもる”しかないが、晴れた春昼はできるだけ外に出ようと思いつつも、まだ冬ごもりから抜け出せずに穴の外を窺っているいる虫のような態かも知れない。
 
 鋭いサイレンの音がした。こんな雨の降る日にも高遠で火災が発生したらしく、消防団に出動命令がでたようだ。もう、いつの間にか昼、安ワインに気持を翻弄されながら春の連れてきた遠近の記憶、いつしか誼(よしみ)の絶えたあの人やこの人のことまで振り返っていたら、早くも半日が終わろうとしている。
 



  以前、この花の名を間違え嗤い殺されかけた

 与える側にしたら、7キロで6,7千円もする餌や、牛肉は贅沢の極みである。しかし、骨犬〈ほねいぬ)HALに、自分が分不相応な扱いを受けているのかどうかなど分かるわけがない。口に合えばばガツガツ食べるし、そうでなければプイッと顔をそむけ、それを当然としている。食欲、動きは悪くない、散歩にも喜んで付いて来る。しかし相変わらず痩せ細ったままで、骨皮筋衛門は大変ナマイキな老雌犬である。
 
 赤羽さん、HALはそういうことですが、相変わらず活動的ですね。遊子に憧れながらも、5か月の休みを無為なまま終えつつある者もいます。きょうのPHどこで撮ったか分かりましたか。K戸さんは、もちろん!ですね。何となくどこかで目にした、と思う人もいるでしょうか。かんとさん、この時季にいい代替の旅ができてなにより。キャンセル料は痛かったでしょうが、フランスはもっと落ち着いてからの方が、と思います。
コメント
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