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入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「夏」 (30)

2017年08月12日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 本来なら、1千700メートルを超えるここ入笠牧場でも今は、年間で最も暑い夏の時期のはずなのに気温20度、きょうもはっきりとしない天気だ。そして、夕方が近づいてくるとついにまた、大粒の雨が降り出した。
 最近のテントは大型化し、居住性も非常によくなっているらしいが、連日の雨のせいで湿気には対処のしようがないだろう。それにしても何故、これほど雨ばかり降るのか。やはり、地球温暖化ということを思わざるを得ない。
 
 いやー、雨の降り方はますます激しくなるばかりだ。ここから見えている大型の囲い罠の中の牛たちもたまらず、一か所だけある、小さな島のようなコナシの林の下に雨宿りをしようと移動を始めた。雨の勢いが強いせいか分からないが、霧はなく、権兵衛山は雨にけぶってはいてもまだ視界に入っている。
 雨雲の動きからはこの先もまったく悲観的にならざるを得ず、夜半になってまた激しい雨が予想される。ただ明日はいくらか期待が持てるかもと、ほとんど当てにしてないiPhoneの天気予報を見れば、これから先も1週間、ずっと雨。まあ、占い師の独り言くらいにしておくが、仮にそれが当たれば、今年は本当の夏には巡り合えなかったことになる。
 夏に特別な思いなどないし、むしろ早く秋の来ることを願っている。しかしそうは言っても、品切れだと言われ食べ損ねたあの店の、鰻に対する未練ほどならあるかも知れない。

 雨が小降りになり、時折夕日の射す中、また牛たちが三々五々草を食べている。いい景色だ。

 8月中は、キャンプの場合も、予約をお願い致します。キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。


 
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