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入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

       ’16年「夏」 (21)

2016年05月27日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


山の天気は午後には回復するような予報だったが、まだ厚い雲に覆われたままだ。朝一番で牧場を見回ったときには、青い空もところどころで覗いていたのに、回復は遅れているらしい。
 まだ大半が赤褐色に見えるコナシの花も、日当たりのよい、風のあまり当たらない場所は白い花が咲き出した。毎年見てきた花だが、一度開花のスピードつくと、もう多少の気温変化には影響されないという気がする。
 鳥の鳴く声もいつになく今日は控え目で、時々キジが思い出したように鳴くくらいのものだから、小鳥たちもお天気待ちを決めているのだろう。

 ゾウのはな子の死が報じられた。三鷹に住んでいたころは、あの動物園にもよく行った。動物を見るためではなく、その奥にある北村西望のアトリエの周辺の、武蔵野の雰囲気を残したささやかな空間が気に入っていたからだが、その折はな子を見掛けることもあった。
 戦後も間もなく、傷付いた日本の子供たちのためにとタイの実業家が贈ってくれたのだそうだが、今日までそのことは知らなかった。たくさんの人に愛されたと聞くが、記憶の中にあるそのゾウはいつ見ても淋しそうで、誰が教えたのか太い鎖に繋がれて同じステップばかりを踏む姿が痛々しかった。長生きし、「タイとの友好の懸け橋」にもなったというが、そういうことを聞けば余計に、遠い国へ送られて一生を終えた1頭のゾウが愛おしくなる。

 クリンソウが咲くのは毎年6月の中旬ごろだが、今年は早くなりそう。

 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H28年度の営業案内」をご覧ください。
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