大宮第一調節堰から見沼代用水を下ること1分。
距離にして100mもない所である。
右岸の道沿いに鳥居が見えてくる。
白い鳥居はまだ新しく平成23年の建立。
鳥居をくぐり、正面から見る拝殿。
階段を上る手前右に二つの石があるのが目に止まった。
力石だろうか?
近くでよく見ると、「享保十一年丙午九月」とある。
この年は丙午(ひのえうま)だったらしい。
次に書かれている「三五メ目」は、この石の重さで三五貫目ということだろうか。
もしそうなら、やはり力比べの力石である確立が高くなる。
もう片方の石のほうにも何か書かれているようだが、私の目では読み取れなかった。
神明神社の歴史の案内板には、小深作村の名前の由来から説明されている。
階段を上って拝殿を正面に見る。
何かが足りないような気がするのは狛犬が置かれていないせいか。
左側から見る拝殿と本殿
回り込んで本殿を仰ぎ見る。
左後ろからみる本殿
右後ろからみる本殿
拝殿と本殿を一周して拝殿正面にもどる。
見沼代用水に戻りかけた時に鈴の音が聞こえた。
振り向くと、近くに住んでいる人だろうか、ちょうど今お参りに来たところのようであった。
拝殿を背にして、見沼代用水にもどる。
といっても鳥居のすぐ向うが見沼代用水である。
下流側すぐの所に見えている橋は「神明橋」である。
(写真と文 by pokkunさん)