緑のたんぼの中に黒い線状の部分がある。
なにやら絵が描かれているそうなのだが
近くからでは、何がなにやら。
位置が低いこともあって分からない。
たんぼに隣接して「古代蓮の里」がある。
この展望タワーに昇れば何が描かれているか分かるはず。
展望タワーのエレベーターで最上階まで上ると、東側の眼下にたんぼ全体が見えてくる。
「のぼうの城」が今年のアートタイトル。
アートの大きさは、自動車や電柱の間隔で比較してほしい。(歩幅で周囲を測ったのだが歩数を忘れてしまったため)
「のぼう」とは「でくの坊」の略語。
のぼう様と呼ばれた忍城主成田長親のこと。
「のぼうの城」は、直木賞にノミネートされた時代小説。
その小説が2011年公開予定で映画化されるということに因んでのたんぼアート。
アートは、三種類の稲で描かれているとのこと。
展望タワーの西側の窓から、忍城水攻めの際に石田三成の本陣になったという丸墓山古墳が見える。(画面中央左の丸い山。その左手前は稲荷山古墳)「のぼうの城」の舞台となった忍城は、この古墳の右奥の方向だが今日は確認はできなかった。
たんぼアートへは、秩父鉄道行田市駅から市内循環バス(運賃100円)で「古代蓮の里」で下車してすぐ。案内図には描かれてないが、行田市駅から羽生駅方向へ
向って隣の駅の東行田駅(武蔵水路の東側で国道125号線のバイパスと旧道の間)からなら南東方向へ約3Km。ゆっくり歩いても1時間足らずで行くことができる。
どこの駅からでも、案内板があるので迷子になる心配はない。
当たり前だと言われそうだが、稲刈りの前までは見ることができる。