
右が新品のセンタースプリングですが、長さは殆ど変わりませんでした。左は予備ですね。フェイスシートは一目瞭然。この段付摩耗とドリブンのグリス切れによってトルクカムの動きが悪くなった。それが加速を鈍らせていた原因かも知れません。

グリスはモリブデングリスを使用。メンテした29日はもの凄い暑さで、通常の三倍時間が掛かりました。汗は止めどなく流れ落ちてSMベッタベタ。情けないイージーミスにより招いた不具合なので、こういう時こそシャキッとしなきゃいけないんですが。無理は出来ません。ケースの蓋をして工具を仕舞って、その日の作業は終了。
明けて今朝、テスト走行してきました。結果は二次加速も登坂能力も改善。あまり気にしてなかったゼロ発進さえ蘇り、俄然乗ってて楽しい状態に。メンテ後のリフレッシュ度としては 1万km超で初めてベルトやWローラーを交換した時並です。朝ということで山あいの日陰は涼しく、嬉しい夏も体感出来ました。V100はまだまだ元気です。