走行テストしてきました。
しっかりしたホールド感。それに見合った静粛性ですけど、遮音性が高くて不安になるということもありません。音は極自然に入ってくる感じ。
視認性について。時々太陽が雲に隠れる天候でしたが、ミディアムスモークは見易かったです。またシールドが大きいので縁が視界内で邪魔になることもないので、開放感共々視界良好にしてくれているようです。
そのシールドのお陰で風は全く顔に当たりません。冬場はフルフェイスのFF-RⅡより寒くないかもしれません。あれはアゴから下に風がまいてる感じなんですよ。
60km/h出しても風の影響でぶれる事が無いのはセールスポイントのウエイクスタビライザーのお陰でしょうか? 試しに左右を向いてみても首が持っていかれる感じがしませんでした。これも考えられたフォルムのお陰なのかな?
不快な風切り音も感じられなかったので、注意して聞き耳を立ててみました。そうしたら微かに風の当たる音が左右やや後方からしてるようでしたので、スタビライザーに当たってる音なのかな? この速度域では気になる音ではありません。
ラチェットの動きは、ホールドがしっかりしているので固めかもしれませんが操作がしづらいということは無かったです。まあ私は全閉か全開かなんですけど。あとシールドの脱着はワンタッチで便利ですね、シーズン毎くらいしか使う予定ありませんけど。
デフューザーについては既に暑すぎて、涼しい風を感じる余裕はありませんでした。ただFF-RⅡが前傾姿勢ではインレットを覚えず 立ち気味姿勢の時にしっかり感じたので、スクーターでも走ってみないといけないかな。
総評。買って良かったです。私が持ってるメットの中では完全に一クラス抜けていて、高価なメットを買う人の気持ちが充分理解出来るようになりました。恐らく高速でも不安なく使えそうですし、冬でも使えるのでシーズンを選ばないんじゃないかな。
OGKがこの価格帯で同等性能のフルフェイスを出してくれたら、次の買い換え時期には大いに楽しみながら悩めるんじゃないかという信頼感と期待感を持てました。本命はSHOEIのX9なんですけど、充分に対抗馬です。
追記:その後気づいたことですが、アドレスのように立ち気味の姿勢だと風切り音がちょっとうるさいです。前傾姿勢のGBでは気にならなかったので、この辺ちょっと考慮した方が良いかなと。スクーターにこそジェットといきたいところなんですけどね・・・