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呑んだり食べたりフォトったり

私Numberが呑んだり食べたりした備忘録です。

SEIKO 5 ACTUS

2009-01-31 11:08:55 | 骨董・アンティーク


25JEWELS.

前出の時計が入る前に普段使いしていた時計です。もうアクタスというブランド名が付いてる頃の製品ですが、70年代の匂いがプンプンします。

誰が見ても感じ取れる「時代の色」というのは、過ぎ去り振り返ってみて分かるものだと思うんです。現代のように商業的成功を第一に据えて奇抜なデザインで目立とうとしたり、プレゼンテーションを展開して如何にもヒットしてますと大層に触れ回り話題に上ったとしても、それは時代が創り上げた物ではありません。

この頃の時計を多く見ると、見易さからか白一辺倒だった文字盤は、様々な色合いが散見出来るようになります。それは作り手がユーザーの動向や市場を意識しだした事の表れである種作為的ではありますが、まだ時計が高価で最上の贈り物でもあった時代、持ち主のパーソナルに目を向けた部分ではないかと思うんです。

機能上、常に画一的だった腕時計の世界にカラーを始め個性という意匠が導入された。ひとつのムーブメントでありながらも多種多様なデザインが存在して、個人が愛着を持って求められる時計が沢山あるんです。

だから、特別高級な物ではないんですが、手元に置いて可愛がられるんですよね。日差1分弱あるし、古いから防水面に不安があるので雨や水には気を遣う。使い勝手は悪いんですけど捨て置けないんですよ。グラデーションを纏った抹茶色も落ち着きつつも爺臭臭くなく良い感じ。またバンドが平面を基調にしていて削りだしのケースと合ったデザインだなぁと思っています。

パッキン共々OHして使うのがベストなんですけどね。

KINETIKC AUTO RELAY

2009-01-29 13:03:57 | 骨董・アンティーク


セイコー・ブライツ。

仕事柄縁があるアンティーク時計は、古い故にコンディションが悪いのは当たり前。そもそも精密機械なんですから数年毎のメンテナンスは必須。大抵の人はそれをしませんから、時差があったり防水機能が失われているのが普通です。修理をするにもお金が掛かるからそのまま手放すわけで、手にする時計の殆どが要メンテナンス。

機械式時計の場合は物理的に狂いが生じやすいのでしょうがないんですよね。それでも手巻きなら良い方で、自動巻は可成りの確率でアウト。一見キレイだったりデザインが気に入って持とうかなと思うと時間が狂ったり風防がすぐ曇ったり。本来手が掛からないオートマチックでそれじゃあ普段使いには出来ません。

写真はキネティックという自動巻クォーツの時計です。クォーツ時計は電池で水晶発振する機構ですから正確さがウリなんですよね。日本のSEIKOが世界で初めて量産に成功して爆発的にヒット。それは機械式時計の大国だったスイスのメーカーがこぞって追従し、挙げ句機械式時計の製造とそれに対するユーザーからの信用失墜を招き経営危機に陥らせた程でした。

まあ今日ではそれがあったから余計に機械式時計の良さが見直され、空前の機械式時計ブームを招いてもおりますけど。とまれそんな歴史があったので、クォーツ時計は日本より海外で人気があるんです。メーカーは嗜好の違いを把握しているから、海外向けのブランドまで用意してるくらいですし。

で、このキネティックなんですが、普通のクォーツと違って電気は振動によって作るんです。構造的にも使い勝手も機械式の自動巻と似てるんですね。また作られた電気は充電池にストックされるんですが、一定時間振動が無いと針が止まって放電を抑えるんです。でもその止まってる間も時刻の計測はされていて、再び手にはめて動かした時に経過した後の現時刻を指し示すんです。これがオートリレー機構で、『眠る時計』の異名を持つんですね。

それを知っていたので、ここ数日は状態の把握を楽しんでおりました。クォーツですから期待した事なんですが、嬉しいことに殆ど狂いがありません。勿論充電池なので車のバッテリー宜しく何時かは電池替えが必要ではあります。実際オートリレー機構は働かなかったんですが、原因はその辺にあるかなと予測しています。

省エネに関心が高まる中、太陽の光で動くシチズンのエコドライブは正にそれらをイメージし易く、伝え聞いてる所でも時計業界久々のヒットかと思うんですけど、セイコーのキネティックは一般の知名度はもうひとつみたいですね。でもこの機構はセイコーがクォーツを発表した時には構想があって、その為の特許も当時取っていたそうです。

「骨董」というカテゴリーに上げるには些か若いアイテムですが、この時計にはちょっとした見所が散見出来て嗜好性が感じられ、久々に楽しいおもちゃを手に入れた気分です。こういう縁でもない無い限り私が手にする機会はないですからね。

電工ペンチセット

2009-01-24 14:47:01 | その他バイク


デッドストックだったのか980円でした。

あまりの易さに思わず購入してしまいました。素人DIYとはいえ、工具はそれなりに拘った方が良いというのはある程度分かりますが、不器用がラジオペンチやハサミで四苦八苦するよりはいいでしょうしね。

今しばらく使う充て無いんですけどね。いつも事が終わってから手に入れるんですよね、こういうアイテム。

黒米手打ち鍋焼きうどん

2009-01-22 14:50:43 | 食べ物


休日、あと僅かで閉店するという『アウトレットコンサート長柄』に行ってきました。そこについてはもう痛々しくって語れません。

休みをあて、折角目的地として愛車190Eで挑んだドライブでした。だのにずーんと沈んだ気持ちになるわお腹は空いてしまうは・・・

諦め半分で 隣接する地元の物産館、そこの食堂で頼んだのがこの食事。地獄に仏とはこのことです。美味しい! 850円というリーズナブルなお値段ながら手打ちうどん、野菜のかき揚げは注文受けてから揚げてくれ、卵も二個入ってる! 卵も二個入ってるの!(二度言っちゃうよね、普通そんな必要感じないもん)。



おばちゃんはクロマイと呼んでましたけど、玄米を一緒に練り込んでるのかな?全然クセがなくて普通に美味しい。店内は小さいんだけど、地元の人たちがお昼に利用していて盛況でした。それだけ忙しくしてたのに、おばちゃん何故かコーヒーをサービスしてくれたんだよね。

その後物産館に行ったら野菜類が驚くほど安い。道の駅なんかみてると、人気が上がったら値段も上がるっていうのを目の当たりにしてるでしょ。だから余計に嬉しかった。

今度から鍋焼き食べる為だけにここに来ても良いや。GBの定番コースに決定です。ここのお陰で良い休みになりました。



自家焼きコーンアイス

2009-01-21 18:00:14 | あいすくりん


シャトレーゼ。

自家焼きコーンアイス マンゴー&パッションフルーツが正式名称らしい商品。私は、「マンゴーって卑怯だよ」というくらいマンゴー好きなんです。そしてマンゴーを使い商品名にそれを冠してる製品ではハズレを引いた覚えがない。

それは素直にマンゴーという素材をそのまま用いているからに他ならないと思います。しかしこの商品はマンゴーらしさがまるでない。言い訳を考えればパッションフルーツと一緒にしてるからということなんでしょうが、なぜ混ぜてしまうのか・・・流行の、そして定番にまでなったマンゴーの人気にあやかっただけの商品のような気がしてならない。

コクと甘みもあるシュガーコーンとアイスとも喧嘩してしまうマンゴーソースは、とても好めない。

評価:△