モッチリ遅いコメの距離感

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pinterstでオーディオルームの照明を考えみる

2020-11-17 13:36:51 | オーディオ
pinterstで関連画像を見ていくとオーディオルームを複数見ることができる。
音響に関して参考にしていくこともあるが、照明の配置による印象も確認できる。
どういう照明でどういう効果になるのか、検討してみるのが今回の記事。


Vicousticの北アメリカの試聴ルーム。この画像だとスピーカーはないが、リスニングルームとして使用しているようである。
非常に印象的な照明配置を行っており、
正面壁の天井ではコーニス照明、側壁の天井にはコーブ照明、側壁の音響パネルにはバランス照明を用いている。他にも少数のスポットライトを配置してある。
オシャレで特別な空間という印象が良く出ており、ショールームとしては最適だが、いかんせん正面のコーニスと側面のバランス照明は視界に入りやすく眩しそうな印象がしてしまう。






個人のハイエンドオーディオルーム。ダウンライト中心に照明がなされている。
ダウンライトだとなりがちなのがスピーカーが影になってしまい、見栄えが悪くなってしまいがちなパターン。
スピーカーは脇役なので目立たせなくて良いという考えもあるだろうが、スピーカーを際立たせるかどうかは状況により調整すればいいので、スピーカーが映えないライティングは微妙と言わざるをえない。



オリジナルノーチラスの直上でダウンライトを配置しているパターン
これはこれでオシャレにも見えるが、お化けの演出のようなライティングで、
スピーカーの振動板の下半分だけ照っていて全貌が見辛い。
今の自分の部屋が同じような状況だが、よく映えているとは言い難い。



おそらく後ろからスポットライトを当てた部屋。スピーカーが映えるライティングにはなっている印象がある。
前方にあるスポットライトはリスニングポジションからは眩しそうな気もするが。


ハイエンドシアターでのコーブ照明、下からの照明、ダウンライトを組み合わせた物。
シアター照明なので当然ではあるが、スピーカーは影に隠れる感じ。コーブ照明は邪魔にはならないがスピーカーの演出としては不十分


シルバーのYGの部屋。YGはシルバーの方がいろんな部屋とマッチングが良いような印象を感じる。
後ろからスポットライトを当てているが、中央で広がりの強い照明を入れており、スポットも広がりの良い照明を使っているようで、全体的に均一に明るい印象を受ける。


これも後ろからのスポットライトと思われる。


良く雰囲気は出ているが正面の壁が眩しく、アンプ系の機材が暗くなっているのが演出として惜しく、試聴の際の眩しさにつながる。

自分としてオーディオルームに必要な照明は眩しくない、暗めにできて雰囲気を出す。
必要に応じて機材を演出するという要件があると望ましいと考えており、

側面コーブ照明で眩しくなく優しい光を作った上で
後面からのスポットライトで直接光が入らないようにしつつ
手元、スピーカー、アンプを照らすと良いのではないだろうかと考えている。
コーブ照明とスポットライトのみで光量が十分取れるかどうかは疑問にはなるが。
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