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Apple Music Classicalを触ってみる

2024-01-26 09:35:31 | オーディオ
Appleがクラシック音楽のブラウジングに特化したサービスを買収し、そのサービスを提供すると以前に言われていたが、国内版Apple Music Classicalとしてリリースされていたようだ。
いつからなのかは不明だが、バナー広告で見かけたのでそんなものが近日中にリリースされるんだったんだと思い出して早速ダウンロードしてみた。

楽曲はハイレゾ版が入っており、Apple Musicに加入していれば追加料金なしで利用できる。
Qoubzなどのオーディオファイル向けに特化したサブスクは別として、
メジャーで一般的な音楽サブスクサービスの中ではクラシックに強いという立ち位置を獲得するのに貢献出来ているとは思われる。

クラシックに特化したブラウンジングということで、多少そのあたりに拘りがある自分としては興味があったのでダウンロードした。
サブスクサービスは今加入していないが、ブラウジングしてフィーリングを確認するところまでは無料でできる。

最初の選択項目はこんな感じ


作曲者、時代、ジャンル、指揮者、オーケストラ、ソリスト、アンサンブル、合唱団から選択してブラウジングできる。
多すぎず少なすぎずうまくまとめてあり、参考になると感心する。

最も頻用するであろう作曲者を選ぶとこんな感じで一覧が並ぶ。

おそらくは人気順とかそういうのであろうけれども、一般的にはややマイナーといえる作曲家はどのあたりにあるのか検討もつかないので上からしらみつぶしに探さなければならない。
メジャーな作曲家は上位に置きたいながらも索引しやすくして欲しいところである。
自分のライブラリでは収録曲が多い作曲家のみが並ぶようにしつつ、アルファベット順に並べてある。
ライブラリの収録曲が少ない作曲家は頭文字に「x_」を付けることにより索引の下の方に行くようにしてある。
多くの人に向けた一覧だと人気順は仕方が無いとは言え、ここは自分のライブラリの並べ方の方が使いやすいと思えた。

ベートーヴェンを選んだ後の楽曲一覧も人気順と思われる。


これだとやはり楽曲の多い作曲家のややマイナーな曲を探すのは苦労するのではないか。


タグはマイナーすぎるところまで網羅してある。

なかなか個人のライブラリでここまで入れるのは厳しいので、ここを真似することはできないが、実際自分はここまで細かい所の差異を楽しめるほどの深みには達しない人間なので豚に真珠の情報ではある。

総評としては良く出来ていて使いやすいと感じられる。
一般的なサブスクのブラウジングではクラシックの楽曲選択に使いづらいということを把握して
ちゃんとその答えを用意してくれるというのは素晴らしいことである。
ただ多くの人向けに提供するサービスのため仕方が無いとは言え人気順というか収録が多い順のソートは逆に使いづらい部分もあった。
あまりそういうマニアックなところまで期待するべきでないと思えるAppleのサービスでこういう体験ができたのはありがたいことだと思えた。
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