音響調整材の視覚的遮蔽かつ若干の拡散効果を期待して格子戸を仮想ルームで多用する設計としているが、格子にもいろいろなパターンがありどのような設計が良いかを考えてみることにした。
格子は細かければ細かいほど遮蔽効果が高く、格が高いと言われているが、拡散体として使うことを考えれば細かい方が拡散の効果は高そうに思われるが、大きくて粗い格子の方が剛性が高い方が予期せぬ共振が減るので無難かもしれない。
今回の仮想ルームは吸音、反射、拡散を可逆的にコントロールすることを旨としているので、格子自体に拡散効果を期待するよりも、格子の内側に音を透過させる役目の方に重点を置いてもいいのかもしれない。
格子戸の枠の設計をしてみる。幅は90cmの場合を想定した。

格子の長さを微妙に変えているのは共振周波数をずらすためである。下の方が長い方がデザイン的なバランスはとれるのかなあと思う。
透過性を重視して格子の太さを2cm格子の間隔を4cmとして設計してみる。

雰囲気は良い感じだけど、やや細かすぎるか。
太さ3cmで間隔6cmと比較してみる。

若干野暮ったくはなるが剛性としてはこちらの方がいいのかもしれない。
カリモクの3Dで一部組み込んでみる。

まあ普通かな。奥の物を遮蔽する効果はあまり高くない。場合によっては格子戸の後ろに障子の代わりにジャージークロスを後付けで留めるという選択肢もあり得る。
音響を透過させつつ、光を透過させないようにしつつ、あまり高コストにならないバランスはなかなか難しい。
奥側を無塗装にしておくと格子戸が遮蔽効果少なくても目立たないか。

格子は細かければ細かいほど遮蔽効果が高く、格が高いと言われているが、拡散体として使うことを考えれば細かい方が拡散の効果は高そうに思われるが、大きくて粗い格子の方が剛性が高い方が予期せぬ共振が減るので無難かもしれない。
今回の仮想ルームは吸音、反射、拡散を可逆的にコントロールすることを旨としているので、格子自体に拡散効果を期待するよりも、格子の内側に音を透過させる役目の方に重点を置いてもいいのかもしれない。
格子戸の枠の設計をしてみる。幅は90cmの場合を想定した。

格子の長さを微妙に変えているのは共振周波数をずらすためである。下の方が長い方がデザイン的なバランスはとれるのかなあと思う。
透過性を重視して格子の太さを2cm格子の間隔を4cmとして設計してみる。

雰囲気は良い感じだけど、やや細かすぎるか。
太さ3cmで間隔6cmと比較してみる。

若干野暮ったくはなるが剛性としてはこちらの方がいいのかもしれない。
カリモクの3Dで一部組み込んでみる。

まあ普通かな。奥の物を遮蔽する効果はあまり高くない。場合によっては格子戸の後ろに障子の代わりにジャージークロスを後付けで留めるという選択肢もあり得る。
音響を透過させつつ、光を透過させないようにしつつ、あまり高コストにならないバランスはなかなか難しい。
奥側を無塗装にしておくと格子戸が遮蔽効果少なくても目立たないか。


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