かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

長寿は懲受? 後期高齢者医療制度が今日からスタート

2008年04月01日 | Weblog
世界に例の見ない、年齢で医療を差別する後期高齢者医療制度が今日からスタート。国民の怒りが沸騰しています。
慌てた福田首相はネーミングを「長寿医療制度」に変えましたが、中身は何も変わっていません。

「何で勝手に『後期高齢者』って言われなければならないの?」
「『後期高齢者医療』の次は『サヨウナラ医療制度』?」
「姥捨て山医療制度」…街でも話題に事欠きません。

衆議院13区予定候補の渡辺修次さんのお花見での話も大うけでした。
「福田さんは、あわてて『長寿医療制度』と名づけたけれど、自民・公明政権は、長寿は『懲受』の意味」と。
渡辺さんは、こうも言いました。政府の言葉の使い方は、世の中の使い方と違っている。「暫定税率」の「暫定」とは「35年以上」ということ。

その暫定税率の廃止で、ガソリン代も今日から下がりました。
一方で、原油価格高騰などの影響で、街からはバターが消えました。
区内の障害者の作業所では、クッキーやマドレーヌ、パンをつくって販売しているところが多く、値上げと品薄の影響が…。
区議会の予算委員会で、この問題を取り上げたのは、私たち日本共産党区議団だけでした。
障害者の方々は、つくるクッキーの大きさを小さくして、値上げしないようにしていたり、大変な苦労をしていて、この支援を要求しました。
これに対し、区は、「営業努力するのは当然」といわんばかりの開き直り答弁でした。「障害者と企業では違うでしょう!」と思わず叫びました。東京都だって、原油高騰対策で、わずかだけれども、燃料費の補助を増やしたのに…。なんと冷たい区の姿勢でしょう!

近藤区長は、いろいろなことを言っているけれど、増税・負担増などから、くらしを守り区民を応援する施策は、ことごとく拒否をする区長。この一年間の中で実感しています。
だからこそ、私たちの役割が大きいですよね。
私たちは「何でも反対」ではなく、いいものは賛成、問題があるものは堂々と指摘して改善を求める態度を貫いています。
もっというと、足立では、共産党以外みんなが与党(民主党も自民党と一緒に与党)。もし、私たちの議席がないと、全員が与党になってしまいます。

これからも、街の、そしてみなさんの生の声を届けていきたいと思います。