かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

16年越しで求め、実現できた西新井小改築までの道のり

2011年09月09日 | 教育・子ども
太っていましたね~。今より老けているような…。西新井小学校の改築を繰り返し求めていたころの写真です

3日間連続での西新井小についてです。
それだけ道のりも長く、私の議員生活の大半の期間にまたがった課題でした。

それだけに感無量で、この機会にぜひ知って欲しいと思ってのUPです。
ぜひお付き合い下さい。

1995年1月 阪神淡路大震災
        その直後に区内の災害対策と学校の耐震性を調査しました。すると!区内の学校の4校が松杭(松の木の杭)の校舎を使用していることがわかりました。
        そのうちの1校が西新井小でした。
        ただちにその改善を申し入れたのが最初でした。

1999年6月 本会議で質問
        「昭和30年代前半に建てられた松杭の校舎のある学校4校については、改築で対応するとしています。2校は改築が終了したものの、残り2校は残されたままです。松杭だからだめということよりも、50年近く前につくられた木造の建築物のある学校で、子どもたちが毎日学んでいる状態を一刻も早く解消する必要があります。いまの建築基準法においては、不適格建造物となるこれらの学校の改築は最優先で行うべきと思いますが、答弁を求めます」
        区の答弁は「ご指摘のとおり、松杭を使用している学校がまだ2校ございますが、施設全体の耐震性能や老朽度を勘案し、できるだけ早期の改築を計画」でというものでした

2000年12月 本会議で質問
        「災害時に一次避難所ともなる西新井小学校は、松杭部分の校舎もありながら、改修や改築の計画が立てられていません。旧建築基準法のもと、50年以上前につくられており、今の建築基準法では不適格建造物となる状態を一刻も早く解消しなければならないという問題です。今回の震災を見ても、こうしたところへの対応が早急に必要と考えます。区も昨年6月の本会議で「できるだけ早期の改築を計画しているところ」と答弁していますが、全く変わっていません。どう対処しようとしているのか、答弁を求めます。

        区の答弁は「西新井小学校の件でございますが、校舎は6期に分けて建設されており、最終の第6期は昭和50年建設であります。松杭の校舎は、第1期建設校舎のみでございますが、建物全体の老朽化が進んでおり、今後、立案する区立学校改築計画の中で最優先改築校として位置づけてまいりたいと考えております」というものでした

2006年9月 本会議代表質問
        「区長は学校の耐震補強工事については、20年度までに前倒しして行うことを表明していますが、老朽化が激しいため改築を必要とする4校については、新田中学校を除いて計画が全く明らかになっていません。西新井小学校など、耐震補強から除外されている改築対象学校の具体的な改築計画を明らかにされたい」
        区は「お尋ねの4校のうち、新田中学校については、既に計画に着手済みでございます。また、残る3校につきましても、改築・リファイン等の手法を検討しているところであり、順次対策を施していく予定でございます」との答弁でした。

        区は必要性を認め、否定はしないけれども、その歩みの遅いこと遅いこと…。こうやって振り返ってみると再認識させられます。


そしてやっと!
2007年に学校改築に着手となったのです。

16年越しの改善要望と働きかけが実りました。

ちなみに、西新井小学校は、母が家庭科教師として26年間勤めた学校でした。(当時は希望しなければ異動がなかったのです)
だから私の保育園・小学校時代も西新井小とともにありました。
 
西新井小に一番近かった興野保育園に通っていたころの写真です
先生方の職場合宿についていったり

当時は学童保育もなく、近所の方々に見守られ、子どもたちの縦割り集団のガキ大将のように、毎日外で遊んでいました。
ある日、一人で小学校から帰宅して、
「お母さん!家にアリがいっぱいいる」と泣きそうになりながら西新井小に電話したこともありました。
病気やけが、何かあれば西新井小に電話していました。
だから西新井小の電話番号は今も覚えています。

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