かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

保育園に入れない!-足立では1507人が不承諾

2013年02月27日 | 教育・子ども
申込者の4割が入れない
 連日のように保育問題が報道されていますが、足立でも他人事ではありません。
 杉並区では認可保育所の入園希望者のうち3分の2の約1800人が入園できず、若いママたちが小雪混じる区役所前の路上でマイクを握り、苦しさを訴えました。
 この事態を受けて杉並区では、認可保育所の定員を増やし4月までに100人分の定員を増やす緊急対策を発表しました。
 足立区でも平成25年度4月入園の募集があり、3710名の申し込みがありましたが、約4割にあたる1507名が第一次不承諾となりました。

足立でもパパママさんたちが立ち上がる!
明日、パパママさんたちが、集団で区役所に「異議申し立て」を行い、アピールも行うそうです。マスコミも大勢くるようです。

 西新井地域は入所困難地域
 下表は、西新井周辺地域にある保育園の入園仮承諾(保育園に入れた方)の最低指数の一覧表です。


フルタイムの共働きでも入れない!
 保育の実施指数とは、保育の必要度を数値化したもので、数値の高い人ほど入園順位が高くなります。たとえば両親が月20日以上、1日8時間以上就労している場合は23 ×2で実施指数は46点で、以前はこれを「満点」といっていました。しかし今は、加点がなければ入れません。表からも西新井地域では両親がフルタイムの共働きでも認可保育所にはほとんど入れないことがおわかりかと思います。

3名の募集に37名が殺到
 西新井きらきら保育園では1歳児の募集が3名の所に37名の応募があり、実に9割以上が入れませんでした。まさに異常事態です。

お隣の葛飾区とは大違い
 お隣の葛飾区では、計画的に増設し5年間で、11園を新設、7園を増築し、576人の定員を増やしてきました。足立では自民党議員の「認可保育園はいらない。家庭や保育ママで」などの主張により、認可保育園建設を怠ってきました。先々号でお知らせしたようにパパママさんの運動や共産党の主張が実り、やっと昨年度に増設に踏み切りましたが、需要に追い付かずこんな事態に。お金はあります。年間予算は史上最高規模の2585億円、待機児対策のための基金もあります。安心して子育てのできる足立区へがんばります。


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