キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

次々『維新』にあやかる『維新もどき』

2012-03-30 10:03:48 | Weblog

『国家経営志士議員連盟』なる会が29日発足、国会内で設立総会を開いたそうだ。何をするかと尋ねれば憲法や歴史問題を考える超党派の勉強会だという。民主党、自民党、みんなの党、たちあがれ日本、無所属などの保守系議員32人が出席、たちあがれの平沼が会長に就任した。『志士』を辞書で引くと『名誉、利欲は勿論のこと、自分の生命をも顧みず、国家・社会の為に尽くす、志の高い人』と書いてある。さて最近の政治家より政治屋が相応しいのが多いが、維新かぶれと表現すればいいのだろう。明治維新に因んだ名詞などを好き好んで使っている。支持率を下げて、下げてどうにもならず辞めたカンカラは己の無能をもすっかり忘れて高杉晋作を気取って奇兵隊内閣だと訳の判らぬ馬鹿なことを言って笑わせてくれた。大阪の橋下、知事から市長と目まぐるしく選挙に勝って、立ち上げた会派を『大阪維新の会』と命名、そして政策大綱か、綱領を『船中八策』としたのは坂本龍馬にあやかってのことだ。石原、亀井、平沼などのロートルが新党立ち上げる計画を練っている。そこで新党の党名は『日本維新の会』とし『大阪維新の会』愛知県知事大村の『日本一愛知の会』とジョイントする構想だ。マァ明治維新にあやかるのは勝手だが夫々が『志士』の心構えを持っているだろうか、甚だ疑問だ。まるで勘定高く『商人』と見間違う位ソロバン弾いて、今は電卓を叩いているのが汚沢以下相当いるだろう。金儲けのパーテーを開いてアクドク稼いでいる。現実に出来ない輩ほど高邁なことを喋る、『維新かぶれ』もどうせ『名前負け』するのがオチだろう。