真紀子の旦那の醜態をテレビで拝見していると面白い。これで29年国会議員を勤め外交委員長の経験があるというから驚く。26日参院予算委員会で質疑応答だ。ゴラン高原で国連平和維持活動中の自衛隊の撤収に関して「自衛隊の撤収計画の『表紙』は報告を受けた。内容は統幕長以下を信頼している」とシャアシャアと答弁した。14日の答弁では見ていないと答弁して野党から批判された。これで懲りたのか「表紙だけ把握した」とやった、人を小ばかにした答弁だから野党は反発、結局天災バカボン閣下は「『表紙だけ』という表現は誤解を生み、大変申し訳ない」と陳謝。野田が「自衛隊のリーダーとしてしっかり読み込んで対応しなければならない」とバカボンをたしなめた。ゴラン高原のPKOはイスラエルとシリアとの停戦監視などを任務としており、シリア情勢悪化で在シリア大使館が一時封鎖するような事態で、隊員の安全確保策が懸念されている。ことは派遣されている自衛隊員の生命に拘ることだ。『自衛隊法』では首相が内閣を代表して最高指揮監督権を有し、防衛大臣は隊務を統括する。防相は統合幕僚長を通じて、陸海空自衛隊に命令を発する。これ程重要だという自覚が欠落しているのがバカボン直紀だ。予算委大臣席2列目に陣取っているので秘書官や事務官が後方から黒子のように紙を渡したり、囁いたりカンニングの連続、落語の二人羽織や腹話術の珍風景を展開していた。余りの酷さに野党側から批判され石井ピン委員長が前列に移動させた。すると今度は右隣の玄葉外相が見かねて、小声で呟いて助け舟を出していた。親子ぐらいの年齢差24もあるのだから噴飯物だ。老いては子に従いというから、親孝行みたいなものか。尤も2人福島県出身だから同郷のよしみだ。直紀パパは何せデカイ図体だ、これが大臣席と回答席の間を回答集鷲掴みして右往左往する、回答席では役人の書いたアンチョコを読むのも『上げ潮のゴミ』であっちに引っ掛かり、こっちに引っ掛かり、しどろもどろの答弁、手品じゃないが次は何が飛び出すか興味津々、危ない期待を抱かせる、最近の傑作人事だ。国会中継の視聴率アップに貢献するかも知れん。野田にとっては『目の上の瘤』頭痛の種だ、ご同情申し上げ候。