キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

ノイジー・マイノリティーは身近にいる

2012-03-11 15:49:17 | Weblog

小泉議員が予算委で震災地の瓦礫処理問題を取り上げた。地元横須賀に焼却灰を最終処分するのに住民が反対しているからだ。神奈川県の黒岩知事が瓦礫受け入れを表明して地元で対話集会を開いた。知事の説明が反対派の怒号で遮られ大荒れとなった。横須賀市の吉田市長は処分場周辺自治会の意見を代弁。最終処分地計画の撤回要請を要求した。また市長は「反対の大声を上げているのは一部の活動家とみられる、地元民と誤解されると困る」と言い訳した。何でも反対する輩が徒党を組んで乗り込み大声で集会の進行妨害が目的だ、半ばプロ化している連中がノイジー・マイノリティーだ、日本語では”声高な少数派””声高無勢”となる。マスコミはこれらを『地元の市民運動家』と表現するが市民運動家もどきであって地元住民と関係ない連中だ。これ等の反対がサイレント・マジョリティーだ、”声無き多数者”だから数があるのに残念ながら目立たないので、大声に掻き消され、引き摺られる。日本の政党では社民、共産党が差し詰め典型的なノイジー・マイノリティーだ。オイラは正義の味方だと思わせる。彼等の喋るのを聞いていると日本中が大反対だと錯覚起こす、それだけ支持者が多ければ多数党になって疾うに政権執っているだろう。原発の現地説明会で『やらせ』をしたから電力会社を糾弾しろ、と騒いでいるが『やらせ』をしなければ、市民活動家もどきの餌食になって反対派が圧倒的だったことになってしまう。『やらせ』も自衛であり、必要悪だ。ノイジー・マイノリティーの輩は身の回りにもいる。身近の町会や同好会などの議事にもイチャモンを付けて妨害する、これが生き甲斐だから当人は満足だ。ニワトリ以下で3歩、歩けば忘れてしまい、次には正反対の愚見を大声で喚き立てる、正にノイジー・マイノリティーだ。大多数のサイレント・マジョリティーは大人の対応して事を荒げないように振舞うから余計”声高”が調子付いて仕切られてしまう。サイレント・マジョリティーを演説に使ったのは1969年ニクソン大統領が一部のベトナム戦争反対派がいたからだ。日本では1960年安保闘争で国会や首相官邸をデモ隊が取巻いた時、岸首相が銀座や後楽園の野球場にも普段と変わらず、人が一杯いるとして、これを『声無き声』と表現した。日本は民主主義の国だ。共産党一党独裁の中国や北朝鮮のように全員賛成、反対すれば命の保障がない。クリスマスローズ、下は花桃の照手姫