野坂屋旅館

自然の豊かな小さな町で、不知火海で獲れた天然の美味しいお魚をメインに、四季折々のお料理をお客様にお出しします。

肥薩線箙瀬トンネル

2024-06-12 05:37:27 | Weblog

先日通った肥薩線の箙瀬トンネルです。

道路が工事の為にJR九州肥薩線を仮道路にしてあります。

箙瀬トンネルは明治後期に造られているそうで、百年以上経っていますが健在です。

今年芦北町観光協会長として、JR九州肥薩線復興会議に参加させて頂きました。

先日顔合わせ会のスタート会議がありました。

私は観光部会に参加させて頂いたのですが、そこで私がこの会に呼ばれる事が決まってからの案を発言させて頂きました。

今回はその発言を残したいのと思いブログの中で、書かせて頂きます。

まず復興するにあたり、走らせること自体が赤字になるだろうと予測します。

普通運航は、朝と夕方から夜にかけての2~3本のみ。

お昼は観光列車1本を水戸岡鋭治氏に依頼して、名前を「くまガール」これは「あそボーイ」と一対になるようにと考えました。

インバウンドの方からすれば熊本は阿蘇も人吉も同じエリアとして見られているので、あそボーイび乗られた方が、くまガールにも乗りたいと思われるのではないかと思いました。

そして出発を人吉駅を午前10時くらい、八代まで行って帰って来るのが午後3時くらい。

その中でいろんな所に停車して、その地域を観光していただく、在来線はその時間運行しないので、どこでも停車出来、いろんな観光プランを考える事が出来ます。

例えばこの箙瀬トンネルの所で停車して、乗客が降りて写真撮影をするとか、球泉洞を観光するとか、水害の跡を説明をするとか、沿線の各地域にも観光プランを計画してもらい検討してコースに採用するか決める。

食べる食事は基本的に、人吉駅からお弁当を積み込み、お食事ポイントを決める。

その際には、食材もなるべく地域のものを使い、八代の頼藤さんの鮎なども入れて、飲み物は球磨焼酎、球磨地方の牛乳やフレッシュジュースなどが提供出来るバーラウンジを併設。

晩白柚のマキシトのソーダ等も準備。

駅でない所でも降車出来るように、ステップが降りる車体にする。

熊本城の一口城主をならい、寄付の金額次第で枕木やレールなどのクラウドファンディングで資金を募るとともに、自分たちの肥薩線という気持ちになっていただく。

また学習運行も出来るように、普通車両で1時間早く出発して途中ですれ違えるし、くまガールを見れる機会を作り、小学生の何年生か決めて、毎年の行事に入れる。

また、年に1回くらいは、行政の課ごとにビール列車や、老人会向けにはカラオケ列車などを貸し切り利用してもらう。

人吉市や地域振興局、芦北町など沿線。

またくまガールを利用して、夕方の結婚式などを行い、披露宴は人吉の民間施設を利用する。

撮り鉄兼芦北町観光協会としての私の一意見として、発言させて頂きました。

そのあとでJR九州そのため基本合意の内容から外れないようにとの意見がありました。

しかし、本当に再興しようとするならば、今までにはない取り組みやアイデアが必要になり、良いものは変更してでも取り込まないと、赤字解消にはならないし、再興もないと思います。

あくまでも基本合意からの、必要な変更はあるべきだと思います。

がんじがらめの基本合意に縛られず、自由な発想で肥薩線の復興を考えるべきだと、会議に参加させて頂き感じました。

これには、ブログを読まれた方もどんどんコメントして頂き、本当に日本一の肥薩線になれるようにご提案頂ければ嬉しいです。

私のブログでなくても、いろんな提案を肥薩線復興に頂ければ幸いです。

駄文の長文になりましたが、宜しくお願い致します。

箙瀬第一、第二、第三トンネルです。

ここを観光列車、くまガールが通るところを撮り鉄として撮影したいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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