昨日は葦北鉄砲隊の平江隊長の依頼で、午前中佐敷の町の歴史案内をさせていただきました。
お客様はアメリカ空軍在籍されていらっしゃるSAMUEL BEACHさん。
元々銃のコレクターだった氏は普通の銃はネットや本で沢山の情報が得られるが、火縄銃に関しての情報があまり無いからこそ興味を持たれ、同じ火縄銃に興味を持たれたアメリカの仲間と研究会を作られ、研究されていらっしゃるそうです。
SNSで平江隊長と連絡を取られ今回の佐敷訪問となられました。
佐敷の町案内の跡がメインの目的で、なんでも鑑定団に出品された火縄銃の分解をされるとの事で、私も見学させて頂きました。
芦北町役場の学芸員の深川裕二さん立会いのもと、平江隊長が説明をしながら分解されていきます。
その様子は、熊日新聞の鎌倉記者もいらっしゃって取材をされていらっしゃいました。
SAMUEL BEACHさんは宮本武蔵の「五輪の書」は3回読まれていたり、平家物語なども読破されたりと、私たち日本人よりも日本の事を勉強されていたっしゃいます。
また火縄銃の専門用語に関しては、通訳が必要ないほどでした。
平江さんに関しては、日本では火縄銃を改良する事も法律で出来ないために、ご自分の知識のすべてを伝えて、アメリカで火縄銃の文化を継承される事を念頭に、伝えながら分解されていらっしゃいました。
真剣なお二人のやり取りの場に、立ち会う事が出来て、貴重な体験をさせていただきました。
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