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London Eyeに乗る

2013-01-16 | 2012年、英国の旅 ~秋編
UK滞在10日目。
この日は春に行けなかったロンドン名物の観覧車"ロンドンアイ"に乗ってきました。
行きはすっかり乗り馴れたバスで。
ダブルデッカーが行き交うオックスフォード・ストリートで降車し、SOHOを横切って目指すはテムズ川。



SOHOの本屋やレストラン、スイーツショップをひやかします。
雑誌やブロマイドが売られている古本屋にはホームズのマグカップがあったw



わざわざ歩いてテムズ川まで向かったのは、翌日に控えた
マーク・ゲイティスがプレゼンターを務める「SHERLOCK(シャーロック)」キャストを迎えたトーク・イベント
「The Game Is On!」のチケットを、会場であるPiccadilly Circus駅前のCriterion Theatreに引き換えに寄ろうと思ったからなのですが、
Box Officeで訊くと「明日の10時以降でないと引き換えられません」とのこと。
当日にチケットを渡す約束があったので、出来れば前もって引き換えられたらよかったのですが、
仕方ないので、コーヒーショップでお昼を食べて、ロンドンアイに向かいます。



途中、Northumberland Avenueでバッキンガム宮殿方面に向かう何十台もの馬車と遭遇!
慌ててシャッターを切ったので、ピントブレブレでしたが、
美しい馬に車、頭に付けたポピーと同じ色のマントを纏った御者の行列に目を奪われました。



シャーロック・ホームズ・パブ(今回は寄りませんでしたが)を横目に見ながらハンガーフォード橋を渡ると
さっそく今日乗るロンドンアイが見えてきます!

この日は土曜日。
いつものように、川の南岸=Southbankではパフォーマンスする大道芸人やミュージシャンがあちこちに。
家族連れは回転木馬に乗ったり綿飴を買ったりして休日を楽しんでいます




ロンドンアイのチケットはあらかじめホームページで購入し、
当日、予約済みのカウンターで引き取りました。
Confirmation Formを出せばすぐにチケットを発券してもらえます。

私の入場予約時間は16時。事前に調べたらその日の日没が16:30だったので、
夕暮れ→夜景がいっぺんに楽しめる時間と踏んで予約したのです!
予約が済んでいれば、土曜日でも30分前くらいにカウンターに並んだ後、十分余裕を持って観覧車に向かうことが出来ますよ。
…と思います。11月上旬は。

私は£17.28のStandard Ticketを買いましたが、
あちこち観光するのに時間がない人は、ディズニーランドのファストパスのように優先的に乗ることの出来るFast Trackや、
じっくり風景に酔いながら楽しみたい人はシャンパン、ワイン付きのチケットもあるので、
それぞれの用途にあったチケットをどうぞ。



さて、チケットを持った私は、16時きっかりにロンドンアイ前の行列に加わり、順番を待ちました。



並んだ途端、自分の後ろに長い列が…皆日没を狙ってるんでしょうな。
土曜日でかなり並ぶはずなので、30分はかかるだろうと予想していたのですが、
意外にも15分程で私がカプセルに入り込む順番が来てしまいました。



カプセルは定員25名なので、乗り込むと内部は賑やかです。
子供連れやベビーカーなんかが一緒だとけっこう狭いw



地上でお客さんが乗り込む度に観覧車の回転が止まるので、
止まってはゆっくり動き、また止まるの繰り返しで、一周するのに30分程度かかります。
(上の写真、左はSouthbankのパフォーマーとそれを囲む人たち、右はジュビリー・ガーデンズ。)



夢中で写真を撮っているうちに、ジワジワ頂上に近づいていきます。



見渡すと、ビッグ・ベンにウェストミンスター宮殿、その隣にウェストミンスター寺院。
横にのびている道はヴィクトリア・ストリートで、この先を行くとスコットランド・ヤードですね。

右の写真、緑の屋根が国防省かな…その向かいに先日行ったバンケティング・ハウスがあるはず。
真ん中は外務英連邦省でその右に隠れてるはずのダウニング街とホースガーズ、
緑と池が見えるのはセント・ジェームズ・パークで、その奥がバッキンガム宮殿と。



左はチャリング・クロス駅。遠くにBTタワーが見えます。
ということは、今日歩いてきたSOHOや何度も行ったコヴェント・ガーデンもこの方向。
右はシティ方面。遠くにセントポール大聖堂が見えます。
手前の赤いライトアップされてる建物はナショナル・シアターです。



そしてカプセルは観覧車のてっぺんへ。
お隣のカプセルでも盛り上がっているようです。



あとは"下り"。ここでやっと夜景らしい暗さになってきました。
ロンドンアイはテムズに向かって半時計回りなので、後半の方でビッグベンがよく見えます。
カプセルの中から写真を撮るのって、ガラスで反射しちゃうから結構難しかった…。
本当はもっと撮ったんですけどね…載せられるクオリティのものが少なくて(汗)。

 

↑今回一番良く撮れた…気がする写真。
「是非夜景を撮ってきてください!」というリクエストもあって来たロンドンアイだったのですが、
もうちょっと遅くに乗り込んでもよかったな…。夜景よりも夕景が多くなってしまいました。

降りてからは、ロンドンアイのチケットカウンター横に入口のある、4D Experienceへ。
3Dメガネで鳥瞰映像を見ながら"体感"することも出来るアトラクション。
例えば、鳥が雲を通り抜けるとアトラクション内に霧が立ちこめたり、
シャボン玉の映像を見ながら、自分の周りにもシャボン玉が舞ったり。

このアトラクションはロンドンアイのチケットを買った人は誰でも見られるのですが、
正直ロンドンアイ自体よりも感動しますw 見終わった後、どのお客さんも大喝采!
これは忘れずに見ておいた方がいいです。



帰りはSouthbankの夜景を見ながら散歩。
始めは青色だったロンドンアイの照明が、17時を過ぎたら赤色になった!
リメンバランス・デーがらみでしょうか。



回転木馬はまだ営業中。並木道もライトアップされています。



「SHERLOCK(シャーロック)」ロケ地の復習1。
「死を呼ぶ暗号(The Blind Banker)」に出て来るピロティでは今夜もストリートキッズ(死語?)が技を競ってます。
National Theatreではロビーでジャズの演奏中。
(「戦火の馬」の馬が宙づりになってる!)



「SHERLOCK(シャーロック)」ロケ地の復習2。
「大いなるゲーム(The Great Game)」の死体発見現場から見えるセントポール大聖堂。
来た道を戻って来ると、準備中のクリスマスマーケットの小屋の上にはサンタの人形が。



最後に、ウェストミンスター橋を渡りながらビッグベンを眺めます。
いやー、カメラは買い替えたけど、やっぱり夜景を撮るのは難しいですね。



帰り道にバンケティング・ハウスの前を通ったら、
またイベントをやっているようで、松明がたかれていました。
会場がどんなセッティングになっているのか見てみたいわー。



そして帰りはオックスフォード・ストリートからバスに乗車。
まだ11月上旬ですが、イルミネーションもばっちりで、
気分はもうすっかりクリスマスです。



次回はいよいよThe Game Is On!の話題へ。

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2 コメント

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綺麗な写真がいっぱい! (YOKO)
2013-01-18 19:27:24
ロンドンアイってこんなに綺麗に景色が見えるんですねー!
写真も綺麗。
夕暮れ時のロンドン、素敵ですね。
続きも楽しみにしていますー。
返信する
>>YOKOさん (notfspurejam(ミウモ))
2013-01-21 01:51:22
実際はもっといい眺めなんですよー!
やはりコンパクトカメラには限界が…
返信する

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