だから、ここに来た!

いらっしゃいませ! 英国旅行記の他、映画や音楽、テレビドラマ、演劇のレビューを中心にお贈りしております!

ドンマーに立ち寄りつつ、ロンドンに進出したラーメン屋「金田屋」へ行く

2015-08-22 | 2015年春、英国の旅
2015年4月25日、続き。

シャロコン二日目が終了した後は、オックスフォード・サーカス駅で降りて少し散歩。
今回の旅ではオックスフォード・ストリートで買い物は出来なかったので、
せめて少し歩きたかったんですよね…。
東京生まれの東京育ちなので、なんだかんだ言って賑やかな場所が落ち着くのかも。



まっすぐホテルに帰らずにロンドンの中心街に戻ったのは、
まずお馴染みの劇場、ドンマー・ウェアハウスに立ち寄るためです。



シャロコン開催と同じ時期、ドンマーで"The Vote"という舞台が始まりました。
ランベス地区を想定した総選挙の投票所で起こるすったもんだを描いたもので、
この芝居がいつものドンマーの演目と異なるのは、
小さな舞台に総勢30人以上のキャストが入れ替わり立ち代わり登場するという点と、
楽日に本当の総選挙の投票と同時に公演が始まり、
開票速報と同時に終了するという、リアルタイム演劇である点。
それだけでなく、チャンネル4の姉妹局More4で生中継もされるという画期的な演劇でした。

The Vote | Thursday 7th May, 8.25pm | More4


キャストもジュディ・デンチ、キャサリン・テイト、ティモシー・ウエスト等豪華で、
我らがマーク・ゲイティスはこのキャストの中心になる投票所の管理官に扮しています。
また、カメオ出演としてジュード・ロウやアンドリュー・スコット、ラッセル・トビーらも出演。



当初、キャストは全く発表されていなかったのですが、
演出が「コリオレイナス」のJosie Rourke、
同じく演出と脚本が、2010年の総選挙で連立政権成立までを描いたドラマ"Coalition"を手がけたJames Grahamだったので、
ここにマークも関わってくるのではないかと予想していました。
(マークは"Coalition"でピーター・マンデルソンを演じています。)

ただ、シャロコンの予定とまるかぶりだったので、
スケジュールの都合が合うのか気になってはいました。
蓋を開けると、やはり出演することになっていたわけですが、
今回の旅はスケジュールがじっしりだったため、結局私は見る時間を取ることが出来ずじまい。

せめてプログラムだけでも買って帰ろうと、ドンマーに立ち寄ることにしたわけです。



"The Vote"はどの劇評でも概ね好評。
無理してでも見ておけばよかったと後悔することもありましたが、
後で楽日の中継を見ることも出来たし、日程を変えて友達との予定を潰すこともしたくなかったので、
今回はプログラムも無事買えたことで、なんとか諦めもつきました。
大人は時に欲張らず、諦めることも知らないと…。

----------------------------------------------------------------------------------------------



そして、コヴェント・ガーデンをすり抜け、この日の最終目的地に向かいます。

渡英する前に、NHKの番組でロンドンに進出したラーメン屋が紹介されていたのですが、
日本では普段ラーメンは食べなかったので、妙に旅先でラーメンが食べたくなっていました。
ラーメンたべたい〜と呟いていたところ、同じくこのラーメン屋に興味を持っていたフォロワーさんからお誘いがあり、
一緒に行くことになったのです。



ロンドンのラーメン屋というと「一風堂」が有名ですが、
今回訪れた「金田屋」はなんと「一風堂」の斜向いにあります。(行ってみて気付いた。)
日曜以外は夜10時半まで営業しているので、意外に店の閉まるのが早いロンドンでも気が向いた時にふらりと立ち寄れそう。
外には人気の噂通り、小雨の中でも列が!

並ぼうとすると、すでに列に並んでいるフォロワーのゆうさんを発見。
ルパートさんのファンであるゆうさんは、以前"The Game Is On"というイベントでご一緒させていただいた、気さくで素敵なお姉さんです。
久しぶりの再会に胸が踊りました。

明日初めてシャロコンに向かうゆうさんに、
この2日間のイベントの様子や、ついさっき見たルパートさんのトークの様子を伝えている間、
待ち時間の30分はすぐに過ぎていました。



中はラーメン屋らしく割とこじんまりとしています。
壁際の席に座って注文したのは、ごく普通のオリジナル(豚骨)ラーメン。
ビールも飲みたいところでしたが、明日起きられるか心配だったので控えておきました。

待っている間も、シャロコンで撮った写真やマークと撮ったフォトセッションの写真を見せて
「なんか、緊張してますね」と見抜かれたり(笑)、
そうこうしているうちにラーメンが出てきたのでした。



日本では一時期、油そばがブームだったので、その頃はよく食べていたものですが、
久しぶりに食べるここの豚骨ラーメンは見た目以上にさっぱりしててツルツルいけます。
渡航前からこれを食べるのがどんなに楽しみだったか!(笑)

もちろん替え玉(£2)やトッピングも可なので、これだけじゃ足りない!という方も安心。
ただ、オリジナル・ラーメンでも£10.5(2015年現在のレートで2,000円)って考えると、
値段的にはかなり贅沢なラーメンですけどね。

ラーメンは美味しかったけど、実際のところはその味よりも、
食べながらゆうさんと喋った内容の方が遥かに印象に残っています。
こうやって「迷うくらいなら行った方がいい!」と好きなことに走り回る活動(笑)の妥協点についてや、
なかなか上達しない英会話について。それに、最近の日本について。
シャロコンやルパートさん、マークのことだけでなく、短い間に濃い話が出来て、
最近人と深い話をする機会もなかったから余計に嬉しく、本当に大切な思い出になりました。



名残惜しくはあったけれど、明日も朝からシャロコンなので、
この日はホルボーン駅で解散。

心は満たされていたのに、体の方は思った以上にくたくただったのか、
帰りの地下鉄でオイスターカードを落とす始末。

最寄りの駅の改札で気付いて、しどろもどろで駅員(というより警備員?)のおばさんに訳を説明。
「カードをなくした?どこで?」
「うう、それが車内だと思うんですけど、いつのまにかなくてですね…」
動転しているせいか上手く喋れず、結局は「もういいから出なさい」と外に出して貰いました。

カードケースには何かあった時のために1万円札も入ってたのですが、
この時はガッカリする元気もなく。もう帰れればいいわーという状態。
ついさっき、簡単な英語ほど驚くほど説明が出来なかったりするって話をしたばかりなのに…
身を持って会話の難しさを体験して終わった一日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャーロック公式コンベンション "Sherlocked the Event" 二日目 ルパート&ラースのトーク

2015-08-22 | 2015年春、英国の旅
シャロコン二日目、続き。

ベネディクトのトークが終わり、会場外のカフェで遅い昼食を買って一休み。
私は後残り一つのメインステージのトークを見るだけだったので気楽でしたが、
トークを一緒に見た美夜さんは、ベネディクトとのフォト・セッションが残っていたので、
かなり緊張している様子。話も上の空状態。(笑)
素敵な写真が撮れるよう祈りつつ、それぞれ分かれて、
私は会場を改めて彷徨った後、サブステージ方面へ。

サブステージではスー・ヴァーチュのトークが始まるところでした。
(以下敬称略)

《15:15-16:00 スー・ヴァーチュ トーク・セッション》

サブ・ステージはメインステージと違って、
チケットを購入する必要なく、入場券だけで見ることが出来ます。

後ろの方で見ていたので、あまり聞き取れなかったのですが、
終始笑顔のスーはイベントを楽しんでいる様子で、
公認ファンサイト"Sherlockology"のメンバーである司会の2人とも和やかに会話をしていました。

後ろの方の席であまり声が聞き取れない時もあり、
席を立ったり戻ったりして、全部は聞いていなかったのですが、
内容は全編面白いものだったようです。



スーは「シャーロック」を作り始めた当初、
BBC TWOで放送してヒットすればいいな、と思っていたそうです。
ところが、実際には数百万人が見るヒット作になり、
このイベントに足を運ぶために遠方からやってきたファンがいることも含め、
驚くべきことだと語っていました。

彼女はスティーヴンやマークと違い、ホームズ譚を2作品程しか知らないプロデューサーです。
2人がどのようなシリーズにし、どのようなストーリーにするのか話し合い、納得が出来る状態になったら、
彼女にその内容を伝え、スーはファンではない立場から筋が通っているかを確認するとのこと。
そして、例えばスティーヴンが執筆した原稿のかたまりは、マークとスーに送られ、
2人はそれぞれ返事を返すというやりとりをするそう。

基本的にスティーヴンとマークは別々の家で執筆をしていますが、
企画段階では同じ場所で内容を相談し合っていて、
「遠くから見ていると腕を振り上げたりピョンピョンはねたりして」
自分たちの使用する物語の一部分に興奮したりしているとか。
完全にファン・ボーイズですね(笑)。



パイロット版から参加していた演出のポール・マクイガン監督は、
アンドリューやマーク、ルイーズが出演する映画"Victor Frankenstein"や、
ルパートが出演するアメリカABCのドラマ撮影等で忙しく、番組に戻れない状態ですが、
スーは新しい監督を見つけるために膨大な量のドラマをチェックしているのだそう。
新しい監督には奇をてらうのではなく、素晴らしくあること、
進化を続けることを求めているのだということ。

スティーヴンとスーが「つぐない」を見て、ベネディクトがホームズだ!と決めたエピソードは有名ですが、
前述のようにホームズ譚を知らないスーさんは、
「つぐない」を見る前に、スティーヴンからホームズの重要な点を聞いていたのだとか。
「ワトソンよりも背が高く、かなり痩せていて、(鷲)鼻がある」
「つぐない」を見ながら、誰か条件に当てはまる人がいないか探していた時、
ベネディクトを見て、「じゃあ、彼じゃない?」と言ったとか。



そして何度か語られている「マークと一緒にホテルを閉め出された事件」についても話してくれました(笑)。
早朝5時まで「バスカヴィルの犬」の撮影をしていたマークとスーが車でホテルに戻ると、
へとへとに疲れているのに、2人は玄関から入ることが出来ず、
ホテルの周りをうろついて、電話を架けてみても誰も出てもらえなかったそう。
それというのも、ホテルからは「最後に入った人が鍵を閉めて」と言われていたのに、
閉めてと言われたか、閉めないでと言われたか覚えていなかったベネディクトが、
「閉めた方が安全だから」と鍵を掛けたとか(笑)
ベネディクトが原因だったんですね!
結果、ホテルに入ることの出来なかったマークとスーは、最後には疲れ切って車のシートを倒して眠った、という事件。
「だから私はマーク・ゲイティスと寝たことがあるというわけ! スティーヴン・モファットともね!」



ちなみに、スーがトークをしている間など不在の時は、
サイン・ブースにこんな貼り紙がしてあります。



これはトークの直前の写真ですが、本人がいないので、列を作らずに閉めている状態。
トークが終わる前頃にまた列を作りだすことになりますね。
スティーヴンのように人気が集中すると、整理券が配られて
この貼り紙に番号が書き出された順に並ぶことが出来ます。
いつその番号が受付られるかは分からないので、この貼り紙をこまめに見にこなければなりません。

ステージの周りをうろついていたころに、
写真を撮り終えた美夜さんと合流し、写真を見せてもらいました。
そこには、確かに本物のベネディクトが写っていて、
自分が撮ってもらったわけではないのに感激していると、
ちょうどセッションを終えたばかりのベネディクトがこっちに向かって来るじゃないですか!
(私たちがいたところがちょうど控え室入口の前だったのです)
ほんの数秒程度のことでしたが、幸運にも正面からベネディクトを拝めてさらに興奮。
まぁ、こういう時に咄嗟にカメラを取り出す、っていうのはなかなか出来ないものですね。

《16:45-17:15 ラース・ミケルセン&ルパート・グレイヴス トーク・セッション》

この日、最後のトーク。
今回は、ベネディクトの時ほど観客が殺到することはないため、
通常券の私も、セット券購入者のエリアに入ることが出来ました。
今までで一番ステージから近い席です。

ルパートとラースの2人は、このドラマの中で接点はないですが、
2人揃うと、円熟味のある役者オーラがだだ漏れで、目が釘付けになります。
その中でも、ルパートのあの少年のようなお茶目さは今回も少し感じ取れました。
フォト・セッションでも誰よりもはっちゃけてたみたいですしね(笑)。
(ラースのピンの写真がうまく撮れずに少なくて申し訳ない…)



ルパートは自分が演じるレストレードをかなり寂しい警官として認識しているようで(笑)
S2で出て行った奥さんも戻らず、孤独な警官が好むストリップ・クラブ"Spearmint Rhino"に通っていると考えているようです。
そして警部の住む部屋は「新築で、とても小さく、空っぽ。妻の写真をダーツの的にしてる」とか。
「(警部の)靴が本当に嫌い。灰色で、妖精の靴みたいに先が上がっている。
 彼には少し活発であって欲しい。(嫌いなところは)それぐらいかな。彼のことは本当に好きだよ」




そんな惨めなレストレードが、自分よりずっと優れたシャーロックについてどう思っているかについては、
「シャーロックとの関係はとても複雑なものだね。
 彼はシャーロックの才能を愛して、嫉妬してもいる。
 レストレードよりずっと輝いているからね。
 シャーロックは、レストレードよりもいつだって早く何が起こっているかを説明してみせる。
 実際シャーロックの事が好きだと思うんだ。そして彼を頼り、彼の示した手がかりの恩恵に預かっている。
 妬みや嫉妬があっても、嫌味ではないんだ」




無能さと孤独な生活を卑下しているようでも、警部の心根は気に入っているようです。
「レストレードの正直さが好きだ。正直な警官であろうとしている。
 彼は人生がうまくいかないことを知っている。
 ここ(頭)が整備されてないが、誠実さと正直さ、それと心を持っている。
 それに(レストレードの)本当に好きなところは、マークとスティーヴンが与えてくれた台詞。
 『ハウンド』では、パブの中でサングラスをかけた、くだらない潜入捜査官だったね」




シャーロックのお目付役としても行動する警部=ルパートですが、
殺人をどうやって乗り越えたのかについての見解は、
どうやって解決したのかは分からないけれど、楽しみにしているとのこと。
「シャーロックを牢屋に入れることは出来ない」とも語っていました。



一方のラースは、無慈悲なCAMを大層気に入っている様子。
「CAMはすごく素敵な男だ。惹かれるところが大いにあるね。
 もちろん全体的には好きではないが、リチャード三世のような最強の悪役を演じている」




そもそもこの仕事を受けた理由はステップアップのためだったとのこと。
「出演者は素晴らしいし、脚本が本当によかった。
 CAMのキャラクターも面白かったので、駆り立てられた。
 『やってみる?』『もちろん、やるさ』という感じだった」




ラース演じる現代版CAMはその奇行がその不気味さを強調していましたが、
劇中でパクっと口を開けるところは、
「あれは脚本にあった。脚本を見るべきだ。よく出来ている。
 2人が書いたものは実に素晴らしいよ」

(暖炉のシーンはどんな風に書いてあったんだろう…気になる)
シャーロックが表現した「サメのように」歩く役作りについて、どのように行ったのか聞かれたラースは、
「サメと一緒に泳いでいた」と冗談。



そして、最も底意地の悪さが発揮されているのが、ジョンにした「顔はじき」。
「(ファンからはじいてほしいという)リクエストは受けるよ。
 マーティンには激しくやったんだ。
 やらないでスタントに任せる? いや、私たちでやらなきゃならない。
 しばらくして、マーティンの顔はふくれてしまったんだ。あれは本当にはじいていたんだよ」

この「顔はじき」は、司会者を相手に実際に実演されました(笑)。


(↑ブレブレすぎてすみません)

CAMのような最低な悪役を演じるために、
人物の背景を創造することはあったのかという質問には、
今回はやるべきことが明確だったので、背景を考えることはしなかったとのこと。
場合によっては考えることもあるそうです。
一方、ルパートは5年前には一度考えたそうですが、
書いた紙をなくして、内容も忘れてしまったそう。
とっても「らしい」ですね(笑)。



2人がもしコナン・ドイルに質問出来るとすれば聞きたいことは何か尋ねられると、
ルパートは悩みながら、
「レストレードはあまり話に出て来ない。だから『何故彼に興味を持たなかったんだ?』と聞くだろうね」
ラースは
「CAMの物語は真実に基づいているから、CAMが本当は誰なのか聞いてみたい」と答えていました。



ちなみに、レストレード×マイクロフトのShippingについての質問が上がった際は、
司会者が質問をことごとく却下!
辛うじて、モリーをどう思う?という質問は受付られて
「レストレードはモリーのことをとても気に入ってると思う。
 クリスマス・パーティーで彼女がコートを脱いだ瞬間があったね」

クリスマスのあの絶妙な表情を思い出した観客から笑いが起こりました。



観客からの質問で印象に残っていたのは、役者として成功するには?の質問。
ルパさんは「運」と言い切ってました。
「巡ってくるチャンスを逃さないために毎日たくさん演じること。
 必要なのは自信と運だと思う」




参考:http://saziikins.tumblr.com/post/117364334363/sherlocked-talk-transcript-rupert-graves-and-lars



自分の購入した全てのトークが終わった後、
会場に戻ると、まだサイン・ブースに列が出来ていました。


(↑これは221Bセット方面ですので場所が違いますが…)

実は、スティーヴンの整理券を貰っていたんですが、
希望する人数が多すぎて結局並ぶことも出来ずじまい。

ふと近くを見ると、先ほどトークに出ていたスーがサイン・ブースに戻ってきていました。
隣には母上のベリル・ヴァーチュと小シャロこと息子のルイスもいるではありませんが。
こちらは列は長くなかったので、勢いで並びました。
なんて会話を交わしていいのか分からなかったので、
スティーヴン&マーク&スーの写真を差し出し、サインをお願いしつつ、
「こんにちは、来てくれてありがとう」
「お会い出来てとても光栄です」というご挨拶を交わすのがやっと。

お隣にいらしたベリルにもサインをお願いしたら、
「楽しんでますか?」と話しかけられました。
「はい、とても!」
「どこからいらしたの?」
日本です、と答えたら、少し仰け反って、大変驚かれてました(笑)
そして、'Well done!'というお言葉を頂戴したのです。



なんだか、これまでの、電車に乗り遅れたりだとか、カメラを壊したなどの失敗が、
この一言で報われた気がしました(笑)。
そして、このイベントの前には南海岸に行ってきたことをお話して、お別れしたのでした。



そんなわけで、2日目終了。長い一日だった…。
そして明日もある。とてつもなく濃厚だ…。
さて、この後は夕食食べにロンドン中心部へ向かいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【リーグ・オブ・ジェントルマン】メンバー最新共演情報/2015年

2015-08-08 | TV/リーグ・オブ・ジェントルマン

このページでは、
英国BBC製作のTVコメディ番組「リーグ・オブ・ジェントルマン(The League of Gentlemen、以下TLoG)」
メンバー4人の最新情報を更新しています。
原則、単独の活動ではなく、メンバー2人以上が関わった作品のみを取り上げています。

今回は新しい順から並んでいます。
同じ話題の追加情報は更新日も含めて同じ項目に記載されています。
追加情報が増えた場合には、別の記事として独立させる場合もあります。

2014年までの更新情報はこちら
2016年の更新情報はこちら

そもそも、TLoGって誰?という方はこちらからどうぞ!
※正式には"ジェントルメン"ですが、日本版DVDタイトルにあわせて"ジェントルマン"と表記しています。


(2016年追加情報)
●"Inside No.9"撮影開始

"Inside No.9"第3シーズンが11月末から撮影開始となりました。






(2015年10月追加情報)
●"Inside No. 9"第3シリーズ製作決定!

"Inside No.9"の新シリーズが継続される噂が流れていましたが、
リースが正式に続編を執筆中であることを明かしました。



BBCも翌日に続編製作を正式に発表しています。

ロイヤル・コート劇場で上演され、ウェストエンドで12月より再開される舞台"Hangmen"に出演していたリースですが、
12月からは降板し、アンディ・ニューマンが引き継ぐことが報じられており、
おそらく、新シリーズの執筆に専念するものと考えられます。

(2015年10月追加情報)
●誕生日の再結成!

スティーヴとリースが、マーク出演の舞台"Three Days in the Country"を観劇。
この日はマークの誕生日の10月17日。誕生祝いを兼ねて集まったようです。
リースと、"Three Days in the Country"の共演者であるRoyce Pierresonが3人の写真をTwitter上で公開しています。





※実は私、この「再結成」に居合わせていました!
詳細はこちらから!



(2015年10月追加情報)
●マークが再結成について語る
10月14日に行われたAttitude Awardsにて、
マークが「リーグ・オブ・ジェントルマン』再結成の可能性についてDIgital Spyに語っています
「僕たちが初舞台を踏んで20年。来年はエディンバラの舞台出演、
 翌年はペリエ賞、その次が初の撮影、その翌年が放送開始から20年経つ。
 だから、いずれ何かやるだろうね。
 何かできるか何回かとても楽しい会合をしたけど、それ以上は言えないよ」

(2015年8月追加情報)
●ドクター・フー 第9シリーズのマーク脚本回にリースが出演!



リースが「ドクター・フー」第9シリーズのマークが執筆したエピソードに出演することが発表されました。
リースはマーク作のDW関連ドラマ"P.R.O.B.E."や、50周年記念ドラマ"An Adventure in Space and Time"に出演していますが、
本編への出演は初となります。
なんと、第9シリーズ第9話、ということで、まさに"Inside No.9"!
そこまで考えて調整したのでしょうか??

マークは、3月25日に出演した"The One Show"でも、
この回が彼のDWのエピソードでも恐ろしいもののひとつになると語っていました。

Mark Gatiss on The One Show | Doctor Who Series 9


衣装合わせ時のリースのコメント動画はこちら

リースいわく、
「マーク・ゲイティスが書いた非常に怖いエピソードの中の素晴らしい役で、ドクター・フーの撮影をするのは感激です。
 とても風変わりなエピソードへ参加することにとても興奮していますが、
 これは、今までのどの回とも似つかないものになると自信を持って言えます」
とのこと。

一方、マークは
「(12代目ドクターの)ピーターと(コンパニオン役の)ジェナのターディス・チームに再び脚本を書く事は光栄で、
 また、この特別なストーリーにゾクゾクしています。
 これは最近、僕の暗い心の奥底で醸造されてきたのです!
 また、ついに旧知の友人リース・シェアスミスを番組に迎えることになり、とても嬉しく思います。
 彼は10年間(役を)せがんできていたんですよ!」


ちなみにマークはS3の「ラザラスの欲望」と、S6の「ドクター最後の日」(声の出演は除く)、
スティーヴはS4の「静寂の図書館」「影の森」に出演しています。
リースが出演すれば、TLoGの演者3人全員がドクター・フーのキャスト経験者ということに。

ドクター・フーにおける、マークの担当回は多くが時代もので未来が舞台となるものはありませんが、
リースの公式画像を見ると、近未来っぽい服装の様に見えます。
初の宇宙ものになるのかも? 楽しみです!



(2015年9月更新)
BBC AmericaがTwitterやTumblrでマークへのドクター・フーに関する質問を募っていたので、
私もいくつか質問を投げかけてみました。
そのうちの一つが、前述の
「リースが出ている"Inside No.9"に引っ掛けて、第9シリーズ第9話にしたのか?」という疑問だったのですが、
なんと、マークではなく、リースが私の質問に答えてくれました!
彼から直接メンションを貰ったのは初めて。しかも直接質問したわけではないのにw



リース曰く、9番が並んだのは偶然とのこと。
個人的にはホントかな〜と未だに怪しんでいます(笑)。
それにしてもなんで目に止まったんでしょうね。ビックリしました。
「このyouって私のことなんだわ〜」と夢見心地で過ごした私。家宝ツイートです。

(2015年9月更新)
マークがドクター・フー・フェスティバル参加に先駆けて、
オーストラリアABCの電話インタビューに答え、
新作はやはり、彼にとって初めての、未来を舞台にした初めてのエピソードであると明かしています。
また、このエピソードが多くのルールを打ち砕き、
番組の形式を改革する試みであったと改めて語っています。


インタビューはこちらから聴取&ダウンロード可能。

(2015年10月)
"Sleep No More"のあらすじがBBCより公開されました。
「この恐ろしい物語は、ル・ヴェリエ宇宙ステーションの残骸から見つかった映像から編成されています」
とのこと。


(2015年8月追加情報)
●メンバー4人が久々の集合

7月1日(UK時間)に、リースが会食するメンバーの写真をTwitterに投稿。
再結成についての相談をしているのかも??




(2015年6月更新)
●スティーヴとジェレミーがTLoG放送までを振り返る。

スティーヴとジェレミーがガーディアン紙サイトでのインタビューで、
TLoGが放送されるまでの経緯を振り返りました。

スティーヴは4人で立ち寄ったブライトンの小さな店に入った際に、
驚いた女性店員にあたかも「やだ!私、襲われるわ!あんたたち全部盗んで行く気でしょう!」
といった様子で見られ、爆笑してしまったことから、
リースがタブスのキャラクターを思いついたという誕生秘話を明かしています。

また、第1シリーズのロケハン中にプロデューサーが電話に出るためにメンバーから離れていたのは、
BBCのコントローラーによって打ち切られる寸前だったためだと後で知ったことや、
衣装は殺人者と同じで、トイレに行くのにも一苦労、
シリーズが進むに連れて、倉庫から出されたボディスーツにカビが生えていたため、
第3シリーズが終わった後は「もう絶対に着ないからな!」と廊下で蹴飛ばしたことを話しています。

スティーヴが30歳の時にチームはペリエアワードを受賞。
30歳で成功していなかったら別のことをしようと考えていたスティーヴは、
「レッグズ・アキンボのような劇団をやっていたかも」と振り返っています。

一方、友人のゴードン・アンダーソンからマークに会うよう強くせがまれていたジェレミーは、
始めは断ったものの、結局会った時は(想像力豊かに言うと)一目惚れだったと語っています。

ジェレミーは「従来の喜劇と辛うじて知り合っている」と評したある劇評を大事にして、
勲章のように使っていると語っていますが、
これはインディペンデント紙のJames Rampton氏の劇評のようです。



「ようこそ、モンティ・パイソンと残酷劇が入り交じる奇怪なTLoGの世界へ!」で始まるこの評は、
ジェレミーの上げたコメントを添えて、洞窟案内人ミックのスケッチや、
「ベスト・スケッチは我々に喜劇は愚かさと同時に悲しみであることを思い出させる」と
チャーリー&トニー&ステラの会話を紹介しています。



●リース&スティーヴが脚本・出演する'Inside No. 9'シリーズ2放送決定!

(2015年3月更新)
ついに放送日が3月26日と発表!もうすぐだ!



Wrong bed - Inside No. 9: Series 2 Episode 1 Preview - BBC Two


(2015年5月更新)
シリーズ2は3月26日から4月29日まで全6話が毎週放送され
DVDが5月4日に発売されました。
特に第二話がオススメ!怖いと思わせて、悲しく美しいエピソードです。
Happy New Year - Inside No. 9: Series 2 Episode 2 Preview - BBC Two


(2015年8月更新)
SoundcrowdのページでリースとスティーヴによるS2全話のコメンタリーが聞けます!
こちらからどうぞ。

またS1の第一話'Sardines'、第二話 'A Quiet Night In'、
S2の'The 12 Days of Christine'の脚本をウェブ上で見る事が出来ます。
以下リンクからダウンロードも可能です。
Inside No. 9 - Series 1 & 2 - 3 Episodes - Steve Pemberton & Reece Shearsmith

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする