だから、ここに来た!

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ロンドン街歩き 〜ロンドン・ブリッジからピカデリー周辺まで〜

2016-12-06 | 2016年、英国の旅
■2016年10月25日■ 続き

バラ・マーケットでお腹いっぱいになった後は、
時間があるので、ポケモンGOをやりつつ、ロンドン散歩。
と言っても、特にこれといって珍しいポケモンに出会うわけでもなかったので、何の変哲も無い街歩きです。
まずロンドン・ブリッジから。



↑ロンドン・ブリッジからセント・ポール大聖堂方面。
キャノン・ストリート駅からちょうど電車が出て行くところですね。
今回はロンドン・ブリッジからこの景色を見ることが多かった。
ちなみにご存知かとは思いますが、有名な跳ね橋がタワー・ブリッジで、
ロンドン・ブリッジはコンクリート造りの普通の橋です。




あ、これはテレビでやってたテムズ川をスピードボートで下るアトラクション!
値段が高いから挑戦はしませんでしたが、もうちょっとリーズナブルなら乗ってみたいな。



キャノン・ストリートをずっと西に歩いて行くとセント・ポール大聖堂。
このあたりはさすがに観光客が多いです。



よく見ると、登ってる人もたくさんいますねー。
この「黄金回廊」からの景色はこちらから。



正面からの眺め。記念撮影スポットです。
さらにずんずん進んで、ルドゲート・ヒルを歩いていると、
"ヒル=丘"なので、西からくるダブルデッカーがよく見えます。
車通りも多い、いい眺めなので、なかなかのバス撮影スポットかも。
ストランドに入ると王立裁判所があります。



ここから一気にコヴェント・ガーデンを抜けて、シャフツベリー・アベニューへ。
おなじみ、コミック&映画&テレビマニアの聖地、Forbidden Planetで買い物。



「ドクター・フー」12代目のソニックスクリュードライバーを入手!
うちには11代目のSSDもありますが、もったいなくて開けずにクローゼットにしまってあります(苦笑)。
これもそうなりそう(笑)。



パレス・シアターでは舞台"Harry Potter and the Cursed Child(ハリー・ポッターと呪いの子)"を上演中。
私はそれほど「ハリー・ポッター」にハマってはいないので観劇しませんでしたが、
現在のところ2017年末までチケット予約が出来るようですよ。
クイーンズ・シアターとギールグッド・シアターは変わらず、レミゼと「夜中に犬に起こった奇妙な事件」を上演中。

続いて、実は今回の旅で下着を半分持ってくるのを忘れたのでリージェント・ストリートのユニクロへ。



なんで忘れたのかって? それがさっぱり分かりません。
持っていくセーターを選んでる時に、持っていかないものと一緒に振り分けてしまったのかも。
とにかく、持ってきた分では着回せないので、ワイヤレスブラとヒートテックのレギンスを購入。
ヒートテックは日本のものより厚手な感じがします。ボトムが薄手だったので重宝しました。

そして脇道へ入り、サヴィル・ロウ方面へ。



サヴィル・ロウの角にはマイクロフト兄さんもお召しになってたGieves and Hawkes
このあたりを歩く男性はさすがにオシャレなスーツに身を包んでいて、眺めるだけでフワーッと気分が上がります。
若いお兄さんたちを隠し撮りしたかった…



高級ブランド店が並ぶオールド・ボンド・ストリートを抜け、
フォートナム・アンド・メイソンの横のピカデリー・アーケードを通ると、
突き当たりに小粋な紳士の銅像が建っています。



台座には「ボー(伊達男)・ブランメル」と書いてあります。
その下には"To be truly elegant one should not be noticed."の文字。
これは銅像のモデル「ボー・ブランメル(発音はブラメルに聞こえる)」ことジョージ・ブライアン・ブランメルの言葉で、
「真にエレガントになるには、誰にも気付かれないことだ」といった意味でしょうか。
素敵な立ち姿だったのでまじまじと見ていたら、近くにいたおじさんもつられて説明書きを読みはじめていました。

このブランメル、平民の出ですがイートン校からオックスフォードに進み、
その絶対的な優雅さへのポリシーと美的センスで王太子時代のジョージ4世とも仲良くなり、
社交界の花として、貴族からもてやはされた人物なんだそう。

身支度に毎回2時間もかけるほどの徹底ぶりで、無粋な人間も徹底的に嫌ったというシニカルな彼は、
言うまでもなく、豪邸に調度品を並べる生活を送っていたらしいのですが、
結局、最終的には財産が底をついてフランスの養老院で最期を迎えたとか。
なんとも独特な人生ですが、確かにこの立ち姿には時代を超えた美しさを感じます。

このブランメルが立っているジェルマイン・ストリートも、サヴィル・ロウのような洒落たテイラーやパブが並んでいます。
アイザック・ニュートンやウィリアム・ピット、ウォルター・スコットもこのへんに住んでたとか。
それだけでなく、有名なチーズショップもあるというので、
いつもお世話になっているフォロワーさんのリクエストでその"Paxton and Whitfield"に立ち寄りました。



実は、この前日も迷わないように下見に来ていたのですが、
さすがに時間が遅かったので開いてなかった。



中に入ると若い女性の店員さんが迎えてくれました。
チーズだけではなく、ジャムや蜂蜜のようなパンにつけるディップや、カトラリー、
おつまみやお酒(エール)も置いてあります!
チーズに詳しければ何か買ったのですが、あまりに知識がないので、
ひとまずリクエストされた黄色いエコバッグを購入。店員のお姉さんには申し訳ない…



もう少し詳しくなったらまた来ます、と心で呟きながら退散。
お店の中は濃厚なチーズの匂いでいっぱいでした。

ちなみに、夜のジェルマイン・ストリートはこんな感じ。



ショーウィンドウのマネキンすらもイケメンに思える。かっこいいアーミージャケット。



イルミネーションが吊られていましたが、点灯するのはもう少し先かな。残念。

さて、次はいよいよベネディクト・カンバーバッチ主演「ドクター・ストレンジ」をIMAXで見に行きますよ!
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バラ・マーケット、再び!

2016-12-03 | 2016年、英国の旅
■2016年10月25日■

滞在2日目。



この日は朝に一悶着あったのですが、それは後で書くとして、
まず「ロンドンの胃袋」バラ・マーケットに行って来ました。
初めて渡英した時に来たきりなので、およそ4年ぶり。



何故久しぶりに行ってみたかというと、来年2017年に放送される「シャーロック」第4シリーズのロケが行われたからです。
もちろん、美味しいランチが食べたいという理由も。
ただ、後からカメラで撮影した写真を見てみると、
ロケ現場と見当違いのところばかり撮っていたので、がっかりしてしまいました(苦笑)。
ちなみに、当時のロケの様子はこちらから。ネタバレ注意!
こちらこちらも、撮影の様子が良くわかります!もちろんネタバレ注意!

出かける前にどんな店があるのか確認しておきたい方は、こちらの地図から調べられますよ。

4年前に来た時は、土曜日の夕方だったので人出が多く、
立ち食いをするスペースもないほどだったのですが、
この日は火曜の昼前ということもあって、まだ観光客も少ないようでした。



改めて歩いてみると、魚に果物にチーズにお酒にスイーツにと、目移りするほどの食材の宝庫!
もうすぐハロウィーンの季節だったので、青果店には大きなカボチャが積まれています。



↑左の写真はアップルケーキとチーズケーキ。1つで3ポンド。
右のマカロンはボックスに10個入れて10ポンド。
マカロンを買おうか迷いましたが、持ち帰ると崩れそうなので断念。



↑左は入り口近くのワインのお店。看板が鮮やかでひときわ目を引きます。
右の手前はファッジのお店。すでに梱包されているのもあれば、量り売りのファッジもありますね。
奥はビーフサンドの屋台? バラ・マーケットはこんな食べ歩き出来る屋台が何十件も並んでいます。

今回私が食べたのは、パエリア。



右の写真の左奥のお店で購入しました。↑
エビがゴロッと入っていてアツアツです!いくらか忘れちゃったけど…5ポンドくらいかな?
混雑していると座るところがないので、立って食べることになりますが、
この時は空いていたので、ベンチに座り、Tescoで買ったジュースを飲みながら頂きました。
ちょっと残しちゃったけど。



奥の奥までストールが続いているので、すぐに何を食べるのか&買うのか決めちゃうのは危険!
特に、買い食いするランチはサザーク大聖堂近くに集まっています。



ただ大聖堂の近くは鳩が多くてねー。あまり清潔ではありません。
人が多い時だと食べ終わった後の容器のゴミも溢れかえっているので、
今回のように、平日の空いてる時間に行くのが個人的にはオススメです。



ロンドンブリッジ駅方面に戻りつつ残りのお店も見て回ると味のある看板の床屋さんもありました。
予約不要! お店の人が利用したりするんですかね?



最後にトルコ料理のお店でターキッシュ・デライトを購入。
お店の写真を撮り忘れたのですが、こちらに繁盛している時間の写真があります。
先ほどリンクを貼った「シャーロック」のロケ現場のレポートにも写り込んでいますね。
お店のおじさんが暇そうにしていたので、オススメのフレーバーを聞きながら好きな味をチョイスしました。



一番人気はローズ・フレーバーと教えてもらったので、
その他、ジンジャーとミントとレモンといったちょっと変わった香りを選んでみたのですが、
食べてみると味はそんなに変わりませんでした(笑)。
日本のお菓子で言うと求肥のような歯ごたえのあるゼリーっぽい食感です。



さて、お腹がいっぱいになった後は、ちょっとおつかいでロンドン街歩き。
テムズ川の向こう側に、ウォーキートーキーこと20フェンチャーチ・ストリートが見えます。
下に駐車していた車を反射光で溶かしてしまったというお騒がせビルディングです。
やっぱり変な形してますねー。



ところで、テムズの上にルージュラが浮いているのですが…

続く…
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