だから、ここに来た!

いらっしゃいませ! 英国旅行記の他、映画や音楽、テレビドラマ、演劇のレビューを中心にお贈りしております!

Earth Hour 2010

2010-03-28 | diary
オーストラリアから始まったらしいのですが、
地球温暖化防止のために1時間、電気を消すという、
誰でも参加できるイベント、Earth Hour。
http://earthhour.wwf.or.jp/

20:30~21:30の間、明かりもテレビもPCも消して、
ろうそくの灯だけで静かに過ごす…

1時間を過ぎても、なんだかもったいなくて、
しばらく電気をつけずにいました。

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NINE

2010-03-24 | movie/劇場公開作品
ソフィア・ローレン、ジュディ・デンチ、ニコール・キッドマン、ペネロペ・クルス、ファーギー、ケイト・ハドソン、マリオン・コティヤール

出演女優が全員好みな「NINE」。

フェリーニの「81/2」を元にしたミュージカルの映画化ということで、
イタリア+美人で公開までワクワクしておりました。


スランプ中のイタリア人映画監督グイドが、
真実の愛と再起を求めて、
最愛の母、親友の衣装スタッフ、主演女優、愛人、
子供時代に魅了された娼婦、ファッション雑誌の編集者、そして妻、
7人の、彼に関わる女性の間をさまよう。


ミュージカル部分は華やかで、
(特にファーギーの「Be Itarian」とケイトの「Cinema Itariano」)
うっとりとしてしまうし、
60年代イタリアのオシャレなファッションや、
グイドが訪れるイタリア各地の風景も素晴らしいです。

ただ、「シカゴ」のように、背景にショーがあるわけではないので、
ミュージカル映画にありがちな“突然歌い出す違和感”を感じやすい。
イタリアという魅力的な舞台がありながら、
ミュージカル・シーンがコテコテのブロードウェイ・ミュージカルしてて、
不思議な感じ。

それにしても、ペネロペがエロい!
白いレオタード?姿でロープにからまるペネロペ。
女でもよだれが…(「抱擁のかけら」に引き続き)。

ソフィア・ローレンの変わらなさにもビックリしちゃうが、
ジュディ・デンチのおかっぱウィッグもかわいかった。
「生粋のフレンチの私に訊きな~」みたいな歌があって、
「えー?」と思ってしまった。めちゃめちゃ英国人イメージ強いし。

美しいニコール・キッドマンが少しもったいない気がしたな。
他の妖艶な女性陣の中では、立ち位置が微妙にわかりにくかった。
その一方で、妻役のマリオン・コティアールは、
元々はグイドのミューズではあるけれど、
愛人であるペネロペとは対になるような清純な美人に映る。

ケイト・ハドソンは「大人になったな…」。
「Cinema~」のシーンは素敵でした
ファーギーは断トツで歌がうまい!当然だけど。
+色っぽかったです。

とにかく、いろんな美しい女を堪能できる映画。


あ、グイド役はダニエル・デイ・ルイス。
イタリアの映画監督って、女に苦悩するイメージあるね。
ファーギーの娼婦見てて「マレーネ」なんかを思い出した。
イタリア男は、少年時代から女の影に悩まされる。
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BLACK BORDERS tour GREAT ADVENTURE 2010 SHIBUYA-AX

2010-03-19 | music


およそ4カ月ぶりにBLACK BORDERSのライブ。
@渋谷AX。
AXはいつぶりだろ? MTVのイベント以来か?

久々のライヴで寒い&頭痛&微熱&いきなり腰痛になり
テンション↓だったので、
一緒にいた皆さまに失礼致しました。

年が明けてからは、しばらくライヴは行かない予定だったので、
意識してBBやユニコーンは聴かないようにしていたんですが、
そのせいか、余計に興奮しちゃいました。

ギターとドラムだけなのに、AXのハコに負けない音の厚みを持ってるし
もれなく盛り上がれる曲ばっかりで、
まさにライヴで音を味わうべきバンドな気がします。


今年初めて聴く川西さんのドラムにゃー、痺れたー。
後光が射しているぜ!
相変わらず、始終ニコニコ笑顔。
そして相変わらず、自由人。

野田君の周りをグルグル歩きながら、マイク通さないでしゃべってたり、
(↑公演中なのに、客にまったく聞こえない)
「最近スキップした?!」
「最近しないよね、スキップ?!」

と唐突にしつこく質問しはじめたり。


今回は特に野田君の演出力の成長を感じました。
というか、トークスキル?w
私が好きだったのは、クリスマスにファミコンが欲しかったのに
サンタさんからピッカピカの鉄で出来たヤジロベエをプレゼントされた話。
(お兄さんの部屋をのぞいたら、やっぱり手にヤジロベエを乗せていたw)


新曲もたくさんやってくれましたよ。
ステージが凹型になっていたのですが、
ライヴの途中、川西さんがそのでっぱりに
別のドラム(ユニコーン仕様)をセットして演奏してくれたのですわ。

しかも生音。マイク通さず。
ベードラとスネアとハイハットだけ。
ちょうど下手最前&ドラムに向かって真正面だったから、
なんか、眩しかった! 猛烈に!
周りにカメラが3台あって、それぞれにきょろきょろカメラ目線作ってました。



開演までは「最後まで立って聞けるかな」と思ってたけど、
始まったら元気になった。
音でパワーチャージ。
そもそも、音楽って心身を高揚させるものなんだろう。


その日その日のライヴで完全燃焼して、
このバンドを出来るところまで続けていきたいって野田君のMCは
今の人気に甘んじない真剣さが垣間見れて、
いつまでも楽しませてほしいなーと思いました。

ついつい5月のライヴのチケットも買ってしまった…。


【私語を簡単にまとめ】

●レコーディング合宿をしていて、
 (あたりまえだけど)毎日川西さんと2人で嬉しかった、という野田君に
 客が「ひゅーひゅー!」と冷やかし「うふふーん!」と返すやりとりが何度か。

●レコーディング合宿の最後ではテレビショッピングを見ながら
 文句を言って盛り上がっていたらしい。
 とはいえ、2人ともクックパッド(レンジで焼き魚が作れるグッズ)を購入しご満悦。

●去年車の免許を取った野田君。
 髪型や服装のせいか、教官や生徒に
 「野田さんって、仕事なにやってるんですか?」
 とよく訊かれたらしい。
 そのたびに「いや、何も…」
 そのうち教官がユニコーンのファンとわかるも、
 「どのあたり(の時期の曲?)が好きですかねー?」
 とファンとしてのトークに止めて、
 自分がユニコーンのドラマーとバンドを組んでいることは言わなかった。

●川西さんのサーファーのお兄さんはキムタクと知り合いらしい。
 去年、「SMAP×SMAP」の収録にお兄さんも連れていったら、
 キムタクは川西さんよりむしろ、お兄さんに
 「今日はどうしたの?」と話しかけてきたらしい。

●スキップをしなくなった流れで、
 最近やらなくなったことについての話に。
 「スキップ、縄跳び、砂遊び…」
 「砂遊びはダメでしょ! 親御さんたちに不審な目で見られちゃうでしょ!」

 夜中、誰もいない公園に通りかかった野田君は、鉄棒で逆上がりを始め、
 思いのほか簡単に出来たので、連続3回逆上がりに成功。
 ただ、調子に乗ってやったために気持ち悪くなってしまったとか。
 「それって、酔ってたの?」
 「シラフです…」
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ガイ・リッチー版「シャーロック・ホームズ」

2010-03-17 | movie/劇場公開作品
「シャーロック・ホームズ」見てきました。
マドンナの元夫、と紹介されてしまうガイ・リッチー監督の。



当時のロンドンの風景もいかにも事件をはらんでそうな雰囲気出てるし、
ホームズらしい些細な変化も見逃さない観察眼の鋭さもしっかり押さえてる。
変装シーンも出てきて、その素早い行動もワクワクさせられる。
原作のセリフも出てきて、知ってる人間はニヤリ。


けど、演出が苦手だなー。


ストップ&スローモーションの多用って、
かっこいいと思う人もいるのかもしれないけど、
やたら使われても、うっとうしいだけ。

アクション・シーンがたくさんあって、
ワトスンとのコンビネーションも抜群なのに、
始めの10分で退屈してきた。
こんなにホームズが好きな、今の私が。
色々詰め込みすぎなのに、それを忙しく見せようとしすぎてる気がする。


ガイ・リッチーの映画って苦手なのかも。
過去作も、見たときは面白いと思っても、
そのあとどんな作品だったか覚えてないし。

マドンナが監督した「ワンダーラスト」が結構面白かったし。
いっそ、マドンナがホームズ撮ったらどうなったかしら?とか、
冗談みたいなことを本気で考えてしまった私がいる。



オリジナル作品としては、よく出来た方だと思う。
ホームズとワトスンのMとSの極端な関係は、これはこれで好きだし。
とはいえ、原作との違いがやっぱり気になっちゃうのよねー。

・ワトスンの妻=メアリーとホームズの出会いが依頼人としてでなく、
 はじめからワトスンの妻として紹介されたレストランでの会食。
・アイリーン・アドラーがとモリアーティ教授が顔見知りw

とりあえず、アイリーン・アドラーは峰不二子ではない!
と、原作知らない人にははっきり言っておきたい。
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「ショー・マスト・ゴー・オン」劇場中継

2010-03-17 | stage
先日、BSで放送されていた
91年上演の劇場中継「ショー・マスト・ゴー・オン」。

「これだー! これだよ懐かしいー!」
って興奮しちゃった。

劇場の舞台裏にいるスタッフたちが、
おかしなトラブルを乗り越えて芝居を終演させるまでの話なんだけどね。
なんでもないのに、面白い。
限られた空間だからこそ、こんなに面白い。
っていうか、くだらないw

自分が映画や演劇を好きになる直前の、
バァっと世界が広がっていくような、懐かしきあの時代。
三谷さんの、(私の判断では)いい時代。
胸が熱くなるぜ…。

やっぱ西村(雅彦)さんは「今泉慎太郎」より、
「シンさん」とか「ジャンボ」とか、
嫌味な大将キャラだよな…。
今は亡き伊藤俊人さんとの2ショット、泣ける…。


あと…久々にUNOがやりたくなる。


↓消えてしまうかもしれないが…見てミソ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4238183
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海街歩き

2010-03-14 | diary
由比ヶ浜の夕日。

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ハート・ロッカー=棺桶

2010-03-14 | movie/劇場公開作品
アカデミー賞6部門を獲ったばかりの、
「ハート・ロッカー」を見てきました。

前から見るつもりではあったけど、
授賞式の直後に見に行くのって、恥ずかしい…。




イラク駐留米軍の爆弾処理班の話です。

爆弾が発見されれば、駆けつけて、処理を行う。

普通、重装備で繊細に爆弾処理にあたるところを、
装備を全て脱ぎ去り、
「死ぬときはさっぱりと死にたい」なんて言って
ペラペラの服装で配線を探し、切断する班長と、
周囲に潜伏するテロリストから彼を守る部下たち。



緊迫する現場を追っているんだけど、
その描写は、すごくドライ。

必要以上に情感あふれていないというか、
泣きの要素とか、感情に訴えることはまったくしていない。

そのせいか、ゲームをやっているような感覚になる。
STAGE.1、STAGE.2…と、
ひとつひとつの戦場をクリアしていくかのような。

緊張感はあるんだけど、
アカデミー賞にしては、ちょっと色気がないよなー。
「アバター」は色気を出しすぎてイカンけど。


最後、主人公のジェームズ軍曹が語りかける言葉が印象的だった。
やはり、戦いはやめられない、という意味では、
「アバター」と同じなのか。
War is a drug.
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