だから、ここに来た!

いらっしゃいませ! 英国旅行記の他、映画や音楽、テレビドラマ、演劇のレビューを中心にお贈りしております!

ロンドンマラソン

2012-07-26 | 2012年、英国の旅 ~春編
滞在19日目。
次の日はいよいよ北部に向かう予定。
その前に、2日目に立ち寄ったにも関わらず、
撮影した画像を間違って削除してしまった、ウォータールー橋付近の写真を撮りに、
散歩がてらTubeでEmbankment駅に向かいました。

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駅に着くと、妙に混んでるなーという印象だったので、
不思議に思いながらも外に出て見ると、外もいつも以上に人が出歩いています。
日曜だからかと思いましたが、テムズ川岸に出てみてその理由が判明。



ちょうどロンドンマラソンが行われていたのです。
出かける前にBBC見てたのに全然分からなかった。アホすぎるw



時間は昼過ぎで、始まってから時間が経っていたので、
市民ランナーがゆっくりめに走っていました。
着ぐるみ姿で走っているランナーもちらほら。
雨が降る中ずぶぬれですっごく寒そう…。頑張ってー!



道路の向こう側に渡る時は、歩行者横断用の表示がある場所から渡ります。
ここでは4車線あるうちの2車線はランナーが走っていて、
残り半分の2車線では向こう側の歩道に渡りたい歩行者が
ロープで仕切られたスペースで待っています。

ある程度歩行者の人数が増えてきたら、ロープの入口を一度閉じて、
ランナーが減ったタイミングを見計らって、歩行者を反対側に誘導させます。
この時、ランナーの方は歩行者が待機していた2車線の方を走るように誘導され、
歩行者はさっきまでランナーが走っていた2車線の方を歩いて渡る、というわけです。
これは英国にしては(?)ランナーが立ち止まらなくて済むし、いい仕組みだなーと感心。



私が撮影したかったのはこのSOMERSET HOUSE前のこの場所。
目敏い方はすぐに分かると思いますが、
"SHERLOCK"の"The Great Game"で、
シャーロックとジョンが手すりを飛び越える場面で出てきます。



ジョンはよじ登る感じでしたけどねw
当時は黒い柵だったようなのですが、今は柵が取り払われてレンタル自転車のドック(駐輪場所)になっています。



この後の、ホームレスの女性にお金を渡す場所は、この駐輪場所のすぐ後ろ。
ウォータールー橋の下です。2日目に写真で紹介しましたね。



さて、撮るべきものは一応撮影出来たので、
お昼を食べにストランドに向かうことにしましょう。



サボイ・ストリートの坂道を上って行きます。
いつもは人が少なそうな道も、応援から帰る人たちが方々で喋りながら歩いています。

ストランドを歩いていると、ふと見たあるお店のショーウインドウに気になる貼り紙が。



DOCTOR WHOのサイン会!?
そういえば、Twitterで5月24日にサイン会があるっていう呟きを見かけていました。
この辺りにDOCTOR WHOグッズの置いてあるお店があると知っていたのですが、
前にストランドに来た時は探しても見つからなかった…
それもそのはず。お店の名前がSTAMP SHOPなので、切手や硬貨のお店だと思っていたのです。

「そうかー、ここでサイン会があるのかー」
4代目ドクターのTom Bakerとチャーチル役のIan McNiece、そしてMark Gatissですよ。
残念ながら私は、その頃には東京に戻ってしまっているので、
どうやっても参加出来ません。
もっとも、私は旧シリーズは見ることが出来ていない、
まだまだにわかファンのようなものなので、行く資格もないな、と思うのでした。
(ちなみに、サイン会の後、Ian McNieceさんがTwitterでスリーショットを披露していました。)

お店は閉まっていたので、グッズは後日買いに来ることにして、
Leister Square駅近くのPret a Mangerでいつも通りスープとクロワッサン。



食べている間に雨はすっかり上がって、
外の道を休日を楽しむ若者や騎馬警官、やかましい消防車が行き交います。
ランナーではないですが、すっかり冷えきった体が少し暖まった後は、
今日のメインイベントのために、Leister SquareからAngelへ向かいます。

続く…
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BRITAIN'S MUSEUM OF POPULAR MUSIC

2012-07-23 | 2012年、英国の旅 ~春編
滞在18日目。

ロンドンへ向かう前に、どこか見ておくべき場所はありますか?
と質問を投げかけたところ、
BRITAIN'S MUSEUM OF POPULAR MUSICはどうですか?
と教えていただいたので、行ってみました。
文字通り、英国で活躍するミュージシャンたちや音楽の歴史を辿ることの出来る施設です。

BRITAIN'S MUSEUM OF POPULAR MUSICはThe O2という娯楽施設の中にあります。
最寄り駅はNORTH GREENWICH駅。ロンドン中心部からTubeで30分程の場所です。

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駅から出ると、すぐにThe O2独特の、角が伸びたような屋根が見えてきます。



昼下がりで陽射しも暖かいけれど、
テムズ川に囲まれた立地なので、吹く風が冷たい!



The O2の入り口までにはスーパーや飲食店があります。
近くに大学があるようなので、学生も利用するのかもしれませんね。
ぐるっと半周程回るように歩いて、入り口から入ると、
両脇にはスポーツ・パブやカフェがあり、正面にはO2アリーナが見えます。



O2アリーナは25000人収容可能な欧州一の多目的アリーナ。
マイケル・ジャクソンが最後のコンサート"This Is It"を開催する予定だった場所ですね。



この日はオーディション番組「Xファクター」出身のポップ・グループ、JLSの公演があるらしく、
開場前にグッズ販売が始まっていました。
まだ時間があるので、人は少なめ。



入り口から向かって右側の通路をずっと進んでいくと、レストラン街になっていました。
イクスピアリとか、アウトレットモールの中みたい。
途中にシネコンもあったりと、家族連れも十分時間を過ごせるようになってます。

そして、ずんずん先に進んで行くと、
レストラン街の奥にBRITAIN'S MUSEUM OF POPULAR MUSICがありました。



ちょうどたどり着いた時に学生の団体が並んでいて、
すぐに入れなさそうだったので、とりあえずチケットだけ買っておくことに。
入場料は£12。(約1,600円。)
購入した後、まだ学生が並んでましたが、思ったよりすんなり入場することが出来ました。



The British Music Experience | Britain's Museum of Popular Music


ミュージアム内は撮影禁止。
中に入ると、中央のスペースでは、プロジェクターで床に映し出されたマップから
名盤のジャケットの撮影場所やミュージシャンにまつわる土地を探せるようになっていたり、
モニター付きの試聴機のようなものが何台も並んでいて、
英国の公共放送やオーディオ機器の歴史について知ることが出来ます。

中央のスペースからいくつかの部屋に分かれて、
時代別に英国の音楽にまつわる衣装や楽器等が展示されています。
それぞれに解説のプレートがついていますが、音声で聞くことも可能。

展示物の横にはセンサーがついていて、
気に入った展示を見てる最中に、このチケット↓をセンサーにかざすとランプが点灯し、

Web上で展示物の解説を読み直すことが出来ます。

MyBME No. という文字が下にありますが、
この番号をこのミュージアムのサイトで入力することで、
自分の見た展示の内容が時代順に並んで表示される仕組みになってます。

ただし、展示品のセンサーが壊れていて、
読み込ませることが出来ない場合もありますので、そのあたりは運次第…。
(私が行ったときは山本寛斎がデザインしたデヴィッド・ボウイの衣装の前のセンサーが壊れていて、
 ちょっと泣きそうになりました…。実際に見られたからいいんだけどね…)

各部屋にはその時代を象徴する楽曲の試聴機や、
音楽史の重要な出来事について、
プロジェクターで映された画像をスライドさせながら読むことの出来る年表もあります。

それではこの中で私が気になったいくつかのミュージシャンを上げておきますね。

Skiffle City Ramblers


50年代にブームが起こった"スキッフル"の草分け的ストリート・バンド、
Russell Quaye率いるCity Ramblers Skiffle Group。
お茶箱やカズー、洗濯板等を使って作り出す楽しい音楽。

The Vipers Skiffle Group cumberland gap


同じく、50年代に活躍したWally Whyton率いるThe Vipers Skiffle Group。

後は個人的に知ってはいたけど、今後ちゃんと聞いておきたい人たち。

Gary Numan - Cars


The Jam - Going Underground


Joy Division - Love Will Tear Us Apart (Video)


The Stranglers - No More Heroes


The Verve - Bitter Sweet Symphony

↑これは今年に入ってからテレビで何回も聞いた気がするなw

私はひたすらビートルズが好きな人間で、
他の英国のバンドは、ファンの方に比べたら詳しくはない方だったのですが、
どの音楽も聴いてると楽しくて、一部屋一部屋じっくり見ることが出来ました。
ミュージアム内は大きくないですが、見たり聞いたりする情報は膨大にあるので、
音楽好きの方は、時間を十分多めに取っておいたほうが良いかも。

一通り見終わって、EXITの表示に沿って向かうと、
行き止まりの部屋になっていて、"あと3分"というカウントダウンが壁に投影されていました。

最後に映像でも見られるのかな?と思っていたら、
係のお兄さんが「ライブをご覧になりますか?」と訊いてきたので、
わけもわからず"Yes, please."と、とりあえず言ってしまった私。
すると、扉が開いて、270度(コの字型)にスクリーンが並んでいる部屋に案内されました。
どうやら最後はこの部屋でライブ映像が見られるらしい…。
しかも私一人で貸し切り状態w

しばらくすると、Beatles, Stones, QUEEN, The Who等、
展示で見たミュージシャンやバンドの映像が次々とメドレーのように流れてきます。
スクリーンが二重に重ねて並べてあるらしくて、3D映像のような奥行きが演出されている!
音も大音量でライブ会場にいるみたい。
油断していたので思った以上の迫力に圧倒されました。

係のお兄さんに挨拶をして、外に出ると、グッズ売り場に出ますが、
ミュージシャンのグッズがたくさん置いてあるのかと思いきや、そうでもなくw
あんまり欲しいものはありませんでしたので、そのまま出てきました。



歩き回ったわけではないのに、真剣に見ていたせいか疲れてしまい、
小腹も空いたので、スターバックスで一休み。
(他の店に入ろうかと探しまわったけど、どこも満員だった…)



ロンドンに来てからスタバに入るのは初めて。
サンドイッチを頼むと、間違えないようにイニシャルを訊かれました。
どこのスタバもお客さんの回転が早くて大変そう。

イニシャルを教えたことで安心しきっていたのですが、
受け取るときに「何を頼みました?」と訊かれて、
実は適当に残っていたサンドイッチを選んだだけだったので、
「えーなんだっけ…(汗)」と焦りました。

そして、受け取った"ミートボール"サンドウィッチを外のベンチで食べ終えて、
O2アリーナの方に向かおうとすると、
近くに座っていたお姉さんが追いかけてきたので、何事かと思ったら
「バッグ、忘れてますよ!」
…ショルダーバッグを椅子の背もたれに置きっぱなしにしてた…。

遊びすぎて疲れが貯まってるのかなー、私…。
照れが半分、凹みが半分で苦笑いしながら取りに戻りました。



帰る頃にはO2アリーナも開場していて、JLSのファンでいっぱい。
(みんなJLSって胸に書いてあるカラフルな無地のパーカーを来てたけど、
 もっとお洒落なグッズ作ればいいのになー。ダサくないか?)
疲れを自覚したところで、今後の為にも足早にThe O2を後にしました。

【おまけ】



"SHERLOCK"でモリアーティが被っていたキャップを売店で発見。
どこにも被れないだろうと思って買わなかったけど、
帰ってきてから、買っておくべきだったと後悔。



テスコの中にあった色とりどりのキャンディ(グミ?)。
こういうお菓子はいろんなスーパーで見かけますね。
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オックスフォード・ストリートでショッピング

2012-07-16 | 2012年、英国の旅 ~春編
滞在17日目。
毎日美術館や芝居を見るのは意外に体力をつかうので、
たまにはショッピングを楽しもうと、
この日はオックスフォード・ストリートを歩きました。

大きな地図で見る



オックスフォード・ストリートは、以前も紹介しましたが、最も人通りの多いショッピング・ストリートです。
Tottenham Court Road ~ Oxford Circus ~ Bond Streetと、
3つの地下鉄の駅を結んでいます。



日本でもおなじみのFOREVER 21、H&M、ZARA、GAP、Topshopがあれば、
無印良品UNIQLOもあるので、
ほとんど外国にいる感覚がなくなってきます。

ロンドンに来て、洋服が必要になったけど、
高価な服は要らないし、マーケットで買う勇気もない…
という方は、とりあえずオックスフォード・ストリートにくれば、
日本にいるときと同じ感覚でショッピング出来るので安心なのではないでしょうか。

かく言う私も、節約しながらの滞在でしたので、
通りを歩きながら安い服を見るのが楽しかったです。


ロンドンでよく見かけた女性向けのお店は、

Monsoon
River Island
Dorothy Perkins
next

あたりでしょうか。
Monsoonのショッパー(袋)を持ってる人をしょっちゅう見かけた気がします。
お店には大人の女性向けのエキゾチックな雰囲気のワンピースなんかが目立ちました。
River Islandはもうちょっとクールな印象で、
バッグの種類が豊富だったので、ちょっと買おうか迷いました。
Dorothy Perkinsはもうちょっとシックでシンプル。
私はここで、滞在の間、毎日のように身につけていた動物柄のスカーフ(£10)を購入。
いい思い出の品になりました。
nextはずっとカジュアルで、雰囲気はユニクロに近いのかも…。もうちょっとお洒落か。

オックスフォード・ストリートのデパートと言えば、
Selfridges
John Lewis
デパートとは異なりますがMarks and Spencerの大きめの店舗もあります。



ロンドンのデパートを廻って思ったのは
安い下着もかわいいってところですねw
4つセットで£6,7のショーツも、デザインがカラフルだし、
単体でレースの女性らしいデザインのものも、1000円はしないし。
ブラジャーも種類が豊富。

日本のは、やたらパステルカラーか地味なベージュばかりで、
ヴィヴィッドな色の種類が少なくてガッカリですが、
色が派手でもシンプルな形の下着がたくさんあったので、
日本から着替えを持って行かずに、こっちで新しいのを買えばよかったと後悔しました。

ちなみに、日本円をどこで両替するのか?という疑問が湧いた時に、
よく候補として出てくるのがMarks and Spencerです。
レートがいいので、英国へ渡った後はM&Sの最上階にある両替所で替えるのが良策、
という意見をよく見かけます。
大きな店舗のみなので、事前に確認が必要です。
(…私は街角の両替所で替えてもらいましたが。
 両替所はあちこちにあるので「どこで替えてもらえばいいの!?」と悩む必要はありません。)
買い物前にまずM&Sに立ち寄れば、冷静な買い物の計画も立てやすいかもしれませんね。


そして、私が一番長居したのはPRIMARK



英国発のファストファッションのチェーン店。
ここの紙袋もしょっちゅうみかけてました。
覗いて見ると、セール中でもないのにバーゲンのような混雑っぷり。

商品自体はユニクロにありそうなパーカーやトレーナーのような部屋着もあれば
Forever 21にありそうな柄物のワンピースもあるし、
靴やバッグ、アクセサリーもあれば、枕カバーやクッション、時計等のインテリアも豊富。
何しろ安い。ユニオンジャック柄のボストンバッグが£10。
お土産買うならここでいいんじゃないか?
ただ、試着には相当待たされるのでご注意。

私がここでさんざん悩んだ末に買ったのは、



ワンピースを2着。£15と£13。
かわいいのに安い!(長持ちするかは分からないけど…)



それに薄手のキュロットスカート、£5。
スパッツやレギンスと合わせられそうなので。

あとは、ショーツとレースの靴下。
一番大きい買い物はユニオンフラッグ柄のカート付きバッグ。
一見でっかいキャスター付きのスポーツバッグ(横1mはある)だけど、
底にハンドルがしまってあって、引き延ばせるタイプ。
行きの荷物はバックパックとmac用のバッグだけだったので、スーツケース代わりのものが欲しかったのです。
これが£15。安い!

すべての合計が£53(約7,000円)。安い!
たくさん入るカート付きバッグ(それもユニオンジャック柄)が買えたのは本当に助かりました。
せっかくだから英国らしいバッグが欲しかったけれど、
お土産やさんで買うともう少し値が張ったし、大きさも小さかったので。
このバッグに買った洋服を入れて、引きずりながら帰りました。
結局、買い物したのってPRIMARKだけだったのですが、大満足。

ちなみに、HMV
ピカデリー・サーカスにも大きな店舗がありますが、
このオックスフォード・ストリートが特に品揃えがいいです。
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ナショナル・ギャラリー&ナショナル・ポートレート・ギャラリー

2012-07-12 | 2012年、英国の旅 ~春編
滞在16日目。
今まで何度もその前を通りかかっていましたが、なかなか立ち寄らなかったナショナル・ギャラリー。
テート・ブリテンに行った後、「そういえばまだ行ってなかった…すっかり忘れてた(テヘペロ)」と思い出し、
ここでやっと行くことにしました。

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意外とKings Cross駅で降りたことはなかったかも。
いつもはどこかの帰りに通りかかって、そのままPiccadilly Circusまで歩いていたもんなあ。



この日も雨模様。
後から知ることになるのですが、2012年春はロンドンの観測史上の中でも降雨量が多かったとのこと。
ロンドンではあのくらいが普通なのかと思ってましたが、
現地の人でも「よく降るわー」と思ってたのかもしれませんね。

ナショナル・ギャラリーも、入場は無料ですが、写真撮影は禁止です。
なので、テートの記事のように写真をたくさん貼れないのが残念。

ナショナル・ギャラリーは元々Pall Mallで開館されたらしいのですが、
国の美術館としてはみすぼらしく、規模が小さいために、
滞在2日目に行ったカールトン・ハウス・テラスまでの道が出来る際に
現在の、王室厩舎のあったチャリング・クロスの場所に移されたそうです。



テート・モダンもテート・ブリテンも、一日使えばたっぷりと楽しむことが出来ますが、
ナショナル・ギャラリーは、はっきり言って一日じゃじっくり鑑賞することは出来ません!
大英博物館に行く時くらいの覚悟が必要だったと、行った後に思い知らされました。
そしてある程度リサーチも必要…
これだけは見たい!という作品を選んでおいて向かうのが賢い鑑賞の仕方です。



館内の地図はこんな感じ。
リサーチ不足の私は何を思ったか、年代順に作品を見て行こうと決めて、
51~66の部屋にある、1300年代くらいの宗教画から見始めてしまいました。

そして2~1415~3733~46と時代順に廻ります。
あちこちで中学生くらいの子供たちが、社会科見学なのか、手元のしおりを見ながら一生懸命作品を見ていました。

実は有名どころのゴッホの「ひまわり」や、ジョルジュ・スーラの「アニエールの水浴」は、
私が一番最後にたどり着いた46の部屋にあります。

始めの51~66の部屋でも、
普段触れることのない大量の宗教画を見すぎてクラクラしそうでしたが、
33以降の部屋を廻っている最中は、体力の限界が近づいて、
一部屋廻った後に「ちょいとタンマ…」と休憩を取りながら進む状態。
「ひまわり」の前に行き着いた時にはすっかりヘロヘロ。
今回ばかりは自分の無計画さ加減を呪いました。

先ほども書いたとおり、ナショナル・ギャラリーは撮影禁止なので、
手元のメモを頼りに、作品のリンクを貼っておきます。
皆様もナショナル・ギャラリーに立ち寄る予定があるようでしたら、
まず公式HPに行って、見てみたい作品や時代を検討してか実物を鑑賞することをオススメします。

有名どころでは

Jan van Eyck - The Arnolfini Portrait
Vincent van Gogh - Sunflowers
Bronzino - An Allegory with Venus and Cupid

…をじっくり見ました。
モンティ・パイソンのファンとしては、テリー・ギリアムがアニメで使っていた
「愛の寓話の勝利(An Allegory with Venus and Cupid)」を実際に見ることが出来て感激。
当時のギリアムはナショナル・ギャラリーに出向いては、
著作権フリーの名画にインスピレーションを受けて番組用のアニメをよく作っていたのです。

他に印象に残った作者や作品は、

Francesco Guardi
Francesco Pesellino and Fra Filippo Lippi and workshop
Sandro Botticelli
Carlo Crivelli - The Demidoff Altarpiece
The Story of Griselda
Parmigianino
Federico Barocci - The Madonna of the Cat ('La Madonna del Gatto')
Bronzino - An Allegory with Venus and Cupid
Raphael
Paolo Veronese (見上げているような構図が独特だった)
Pieter Saenredam - The Interior of the Buurkerk at Utrecht
Anthony van Dyck
Louis-Léopold Boilly - A Girl at a Window
Joseph Wright 'of Derby' - An Experiment on a Bird in the Air Pump
Emile-Jean-Horace Vernet - The Battle of Montmirail
Francesco Hayez - Susanna at her Bath
Claude-Oscar Monet - The Gare St-Lazare

…あたりでしょうか。
イヤホンガイドは使いませんでした。
たぶん、使っていたらじっくり廻りすぎて、もっと疲れてしまったかも。
見るべきものを選択済みの賢い方は、聞きながら廻った方が楽しめるはずです。


ナショナル・ギャラリーを出ると、また雨が降り出した…
とにかく、ヘトヘトだし、しばらくどこかに座ってゆっくりしたい…
というわけで、目の前の"Pret A Manger"で休憩タイム。
雨で混んでたけれど、カウンター席に入り込んでホッと一息。

外はザーザー振り。
もちろん、しばらくすると、何事もなかったように陽が射したりするのですが。



隣に座ったお姉さんにFree WiFiの使い方を訊かれたりしながら、
この旅の定番=スープとクロワッサンをたいらげると、
体力も回復してきたので、ナショナル・ギャラリーに隣接する
ナショナル・ポートレート・ギャラリーに向かいました。



ここは肖像画という、展示品のジャンルがはっきりしているので、
絵画に詳しくなくても安心して見て廻れます。
「この絵は誰がどの時代に、どの人物のどんな状況を描いているのか」
ってことを把握しなくても、
「ジョン・テイラーの書いたシェイクスピア」ということさえ分かっていれば
深く考えず、絵を楽しむことが出来るのですから。
とは言っても、英国の歴史に詳しい方がより楽しめることは間違いないはず。
特に政治家の肖像画は、英国史に沿って見て行くと分かりやすそうです。

私は正直、世界史は苦手だったので(日本史も疎いけど、)
やはりここでももう少し勉強してくるべきだったと少し後悔しました。
私のような不勉強な人は、「この中で誰がイケメンNo.1か?」というテーマを心の中に設けると、
別の意味で廻るのが楽しくなりますよ(笑)。

作家の肖像画の中には、つい先日見に行った"She Stoops To Conquer"の作者Oliver Goldsmithの肖像もあって、
グッと身近に感じることが出来ました。
名所や演劇をたくさん見て英国の歴史に触れてから、最後にここへ見に来ると気付くことが多くありそうですね。

私が訪れたときには、2階にバーがあって、
お酒を飲みながら鑑賞することが出来ました。
イベントの一環かもしれないので、いつも設置されているのかどうかは分かりませんが。

ちなみに。すっかり忘れていたので、私は何も買わずに出てしまったのですが
ショップでは現代のアーティストを含めたポートレートの中から選んで
有料でプリントアウトすることもできます。
さっき調べたらThe League of Gentlemenのもあったらしく、しまった~!と後悔。
まあWeb上で見られるからいいか…。


体力を振り絞って2つの美術館を見た後、ホルボーン方面へ散歩することにしました。
知人に古本屋の場所を訊いたところ、ホルボーンにBook Warehouseという、
日本でいうとブック・オフ的なお店があると教えてもらっていたのです。

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Covent Garden駅前のロング・エイカーをまっすぐ歩くと、
フリーメイソン・ホールのある開けた道に出ます。
この辺りはパブやお洒落なレストランがたくさん並んでいた記憶があります。



交差するドルリー・レーンには"War Horse"を上演しているニュー・ロンドン劇場があります。
(そういえば帰国後、ここでぼや騒ぎがありました。)



"War Horse"見たかったなー。

フリーメイソン・ホールの横を歩くと、ショーウィンドウに素敵な帽子が。



どんなお店か知らずに見とれていましたが、
スティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones Milliner)という有名な帽子デザイナーのお店でした。
こんな帽子、被ってみたい。(釣り合う服がないけど。)

サウサンプトン・ロウを左に曲がるとHolborn駅。
この道はホテルが多くて、キャリーバックを引いて歩いている旅行者をよく見かけました。



このまままっすぐ行くとラッセル・スクエア。
古本屋はその手前にあります。

60年代のコメディ番組"Beyond the Fringe"で知られる
ピーター・クック&ダドリー・ムーアのスケッチのスクリプトが載った本を
買おうかどうしようか迷った末、結局購入は見送り。
元来た道を戻って帰りました。

ロンドンの、そぼ降る夜道は寂しいぜ…。
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テート・ブリテン

2012-07-10 | 2012年、英国の旅 ~春編
滞在15日目は、ミルバンク区にあるテート・ブリテンへ。
2000年にオープンしたテート・モダンは、現代美術を中心に集めていますが、
こちらはテューダー調から現代までの英国美術を展示している美術館です。

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最寄りはPimlico駅なのですが、乗換が面倒なので、
Westminster駅から、散歩しながら向かうことにしました。
(テート・モダンにも行く方は、テート・ブリテンの前からボートが出ているそうなので、
 それを利用してはしごするのもいいかも。)

ところが、この日はずっと雨模様。



風も強くて折り畳み傘が吹き飛ばされそう。寒い~!
寒さに歯を食いしばりながら、テムズ川に沿って15分程歩いて行くと、
テート・ブリテンが見えてきました。



もちろん、ここも入場無料。
フラッシュをたかなければ写真撮影も可能です。
でも、絵画って写真で撮っても質感が伝わらないからなあ。

入ってすぐ、凹面の鏡のような作品があって、早速一枚カシャっと。



てっきり現代美術はテート・モダンの方に集められているのかと思っていましたが、
テート・ブリテンにも近年の写真やオブジェがたくさんありました。




奥にはエリザベス一世等の肖像画を中心としたコレクションが。



この部屋は住み着きたいほどどれも見応えがあります。
中でもテート・ブリテン所蔵で最も有名な、



ジョン・エヴァレット・ミレー作「オフィーリア」。
ちょうどこの記事を書く前に「オフィーリア」を特集した番組を見たのですが、
サリー州のホッグスミル川がこの絵画の舞台になっているそうです。
ミレーはモデルのエリザベス・シッダルを、
川ではなくバスタブに浸からせてこの絵を描いたとのこと。

かなり大きい絵を想像していたのですが、
実際には横幅は1m程度しかありません。
絵のインパクトで、サイズ以上の世界観を感じさせます。


これは、Winifred Knights「The Deluge」。
ノアの洪水を描いていますが、日本人としてはどうしても、去年のことを思い出してしまいます。




私が一番心惹かれたのは、
ジョン・シンガー・サージェントの
「カーネーション・リリー・リリー・ローズ(Carnation Lily Lily Rose)」



サージェントはイタリア生まれのアメリカ人ですが、
19世紀末にフランスからロンドンへ移り、亡くなったのもロンドンだったんですね。

淡い色合いのこの絵に何故か惹かれるのは、
ここに描かれている提灯や百合が日本から輸入されたものであるためかもしれません。
当時、リバティ百貨店で大量に日本の提灯が売られていたとか。

そして同じくジョン・シンガー・サージェントのもので印象に残ったのは、



「マクベス夫人に扮するエレン・テリー(Ellen Terry as Lady Macbeth)」
エレン・テリーは英国演劇史に残る女優で、彼女の肖像写真も有名。
おそらく等身大で彼女の熱演を描いています。
今にも動き出しそうです。



現代アート作品も、まだまだありました。



オブジェだけでなく、映像作品も。



廃墟のような場所の扉から、モクモクと煙が湧き出て床を埋め尽くしてしまう、
モノクロムービー。

一通り見終えたので、地下に降りると、階段の壁もアートになっている!



お腹がすいてしまったので、地下のカフェで食事。
ちょっと奮発して…いつものラップ+カフェオレにオレンジのケーキをプラスしてみました。



ケーキは美味しかったけど、カフェ自体はあんまり手入れが行き届いてない感じがしたな…。
食べ終わったトレイも下げられないままだったり。
例えるならマクドナルドのような…。
まあでも、デートで来ているカップルなんかもいたし、
このカフェの気軽さがいいのかもしれませんね。

さて、一息ついてから£14のチケットを買って、特別展"Picasso and Modern British Art"へ。
(期間は2012年7月15日まで。)



特別展は写真撮影はなし。
この中で圧倒的な存在感を放っていたのはピカソの「泣く女」でした。



これはお土産用に買った絵はがきですが、
(左はジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの「シャーロットの女」の絵はがき)
実際の「泣く女」は、その痛みがこちらに突き刺さって来るような迫力がありました。
目の前に立つと仰け反りたくなるほど。



テート・ブリテンの方はテート・モダンのように4階まであるわけではないので、
比較的に気楽に見て回ることが出来ます。
展示されているもの自体は気楽なんて言葉が申し訳ないほど素晴らしいものばかりですが。
心の余裕をもって回れることもあって、その他の観光施設も含めても、
一番心に残る場所だったように思います。



入口の両脇にあるギリシャ神話をモチーフにした彫刻。



テート・ブリテンそばにあるランビス橋。
帰りは小降りになったものの、やっぱり怪しい空の色。



小雨の中、ヴィクトリア・タワー・ガーデンを散歩。
怪しい天候でも、サッカーの練習をする人たちがいました。



貴族院の横を通って、再びビック・ベンの傍へ。



ビッグ・ベンの傍に来たら、とりあえず撮影する!
何度撮っても、時間によっては逆光になってしまったり、
なんだか納得いくベストショットが撮れないんだよなー。

ちなみに、ウェストミンスターの本屋(WHSmithだったっけか…)で
Mark Gatissの小説 'Lucifer Box'三部作のセットをやっと見つけたので購入。
\(^▽^)/
本当は、一作目の"The Vesuvius Club"をすでに買っちゃったんだけど…セットは保存用にします。

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She Stoops to Conquarと、夜のSouthbank

2012-07-06 | 2012年、英国の旅 ~春編
(体調すぐれず、更新遅くなってしまった…)

さて、いよいよナショナル・シアターの中で一番大きな劇場、
オリビエ・シアターで"She Stoops To Conquer"を観劇します。

ロビーには、ナショナル・シアターの歴史を振り返る写真が展示してありました。



↑ジェレミー・ブレット発見。1967年上演の「お気に召すまま」オーランド役。



ローレンス・オリビエを囲んだ写真(左)。
そのオリビエが、"The Recruiting Officer"(1963年)で、Capt. Brazenを演じた時の写真。

この日は字幕付き上演だったので、
舞台の下手側にLEDの掲示板が付いていました。
英語が分からない私にとってはとっても助かる…と思いきや、
意外と英語字幕を追いながら舞台を見るのは忙しかった…。

舞台は回り舞台になっていて、転換の際には使用人やパブの客たちが歌いだす、
楽しげな演出になっていました。

"She Stoops To Conquer"は、訳すると「征服のために屈する」
日本では「負けるが勝ち」というタイトルで紹介されていたようです。
作者はアイルランド出身のオリバー・ゴールドスミスで、ロンドンでの初演は1773年。
英国では非常にポピュラーな作品で、繰り返し上演されているようなのですが、
日本では全く知られていないですね…。
先述の"The Recruiting Officer"は十七世紀の王政復古喜劇でしたが、
これはもう少し後。

ゴールドスミスは、当時流行っていた"センチメンタル・コメディ"と呼ばれる、
上流階級の主人公が出てくる、上品で道徳的で説教じみた"お涙ちょうだい喜劇"に反旗を翻そうと、
"笑える喜劇"としてこの芝居を作ったそうです。



都会の青年マーロウと、友人のヘイスティングスは、
見合い相手であるハードキャッスル家の娘ケイトと会うために、とある田舎町にやってきた。

2人は、パブでケイトの義兄トニーと出会い、
「ハードキャッスル家はここから遠い。近くで一泊するべきだ」と、立派な宿屋を紹介される。
…実はこの宿屋、本当はハードキャッスル家の屋敷であり、
ジョーク好きのトニーが2人をからかうために宿屋と偽って連れてきたのだ。

そうとは知らず、見合い相手の父親であるハードキャッスル氏を宿屋の主人と勘違いし、
横柄な態度を取るマーロウたち。
この"宿屋"で、マーロウはついにケイトと対面することになるが、
上流階級の娘の前で極度の緊張に襲われてしまう彼は、彼女とまともに喋ることが出来ない。

ケイトは、屋敷に同居するいとこのコンスタンスや使用人から、
客人2人が屋敷を宿屋と勘違いしていること、
また、マーロウがシャイなのは上品な女性に緊張してしまうからであると知り、
マーロウの緊張を解く為に"宿屋の女中"に変装し、
本当の彼の姿を引き出そうと決心する。



She Stoops to Conquer trailer



帰国してから友達にあらすじを説明すると、
「なんだか三谷(幸喜)さんなんかが書くコメディに通じるものがあるね!」と話していたのですが、
まさに、嘘をつかれた人間が右往左往するという状況は、コメディの王道とも言えますね。

トニーに騙されて見合い相手の家を宿屋と勘違いしているマーロウは、
さらに、変装したケイトを身分の低い宿屋の女中だと勘違いし、簡単に惚れてしまいますw
この、女の階級によって態度がコロコロ変わるマーロウの様子が観客の笑いを誘います。

そして、彼らが勘違いしていることを知らない家主のハードキャッスル氏も、
客人の図々しい態度に困惑し、最後にはブチギレw
その後、マーロウはやっとそこが宿屋ではなくハードキャッスル家であることを知り、
ビックリ仰天、そんでもって自分のしでかした無礼を思い返し、穴があったら入りたくなるのでした。

このハードキャッスル氏に扮していたのが、
私の好きな"The League of Gentlemen"のメンバーであるSteve Pemberton。
上流社会を毛嫌いし、田舎の生活を愛する古風な家主が、
生意気な客人に困惑させられている様子をチャーミングに演じていて好感がもてました。
彼にぴったりな役だったのではないかと思います。


ケイトとマーロウの恋模様がある一方、
いとこのコンスタンスは、ケイトの義母ハードキャッスル夫人から
望んでもいないトニーとの結婚を急かされています。
(コンスタンスは夫人の管理する宝石を相続する予定なので、
 彼女がトニーと結婚すれば、夫人がそのまま宝石を維持出来るのです。)

嫌気が差したコンスタンスは、ヘイスティングスとの駆け落ちを計画。
トニーもまた、コンスタンスとの結婚を強制されることにうんざりしていたので、
彼らに協力し、宝石を隠して屋敷が大騒動になっている間に2人を逃がそうとします。

トニーに騙されて屋敷の周りを馬車で走らされるハードキャッスル夫人。
やがて自宅から遠くは慣れた霧の深い森の中に迷い込んでしまったと思い込み、
自分の夫を強盗と勘違いして、夫人は恐怖に泣き崩れますが、
実はそこは屋敷から目と鼻の先であることに気付くと、今度は腰を抜かしてしまいますw
ここが一番の笑いどころ。
「エマ」や「フォー・ウェディング」のSophie Thompsonが、
この強欲な夫人をコミカルに演じていて、特に印象に残りました。


こんなふうに、あちこちで勘違いの騒動が起こるわけですが、
結局、ケイトが女中ではなく、ハードキャッスル家のあの令嬢であると分かったマーロウは、
自分の恋心に素直にしたがって、彼女との結婚を決意します。
この芝居のタイトルである「負けるが勝ち」というのは、
つまり、階級を偽ってマーロウの心を開かせたケイトの勝ち、というわけです。



ロンドンでは3本の喜劇を見ましたが、これが一番楽しかったです。
登場人物のかかわり合いが分かりやすいというのもありますが、
マーロウや夫人たちが、勘違いの結果、普段とは違う振る舞いをしてしまう、
その滑稽さが観客を笑わせていました。
階級や立場の違いで態度を変える人間へのアイロニーも、
描かれた時代が違うのにも関わらず、現代の感覚のまま消化出来た気がします。



外に出ると、手足が震える程寒い…。
出待ちしたいところでしたが、あまりの寒さに断念。
Westminster駅までテムズ川沿いを歩いて帰りました。



ライトアップされたロンドン・アイ。ファンタスティック!
DOCTOR WHOの第1シーズンに出てきたアングルで撮ったつもりなのですが。



水族館やフィルムミュージアムのあるカウンティ・ホールも青い照明で照らされています。



ウェストミンスター橋から見た、ロンドン・アイ。



そして、ビッグ・ベン。



夜景を撮るのって、本当に難しい。
こんな伝統的な英国の街の風景から打って変わって、
Westminster駅は妙に近代的。



意外にも、近未来が舞台のSF映画のようなメタリックな構内です。

コメント
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