あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

意地悪ばあさんになりつつある

2016年10月28日 | 日記

 

旅行疲れもなく元気。

午前中、今月10回目の健康体操教室。

若い頃からの友達も丁度来ていた。彼女は今月17回目とのこと。

この体操教室のほかにバウンドテニス、卓球などもしている様子。すごい。

 

この健康体操教室の職員(というか方針)に、私は時々、違和感を覚える。

「上手ですね~」「頑張ってますね~」・・・とにかく利用者を褒めまくる。

脈拍測定の後は「すごいですね~」「がんばってますね~」

と言いながらハイタッチ。

脈を測って褒められてハイタッチなんて、こそばゆいです。(「ヒロシです」)

「みなさーん、女性の健康寿命は何歳か知ってますか~。73歳ですよ~」

と、何の屈託もなく明るく言う。

50歳前後の人に言うのは支障ないかもしれないが、73歳にもう少しで

手が届きそうな我々団塊の世代にはシビアすぎる。(←と私は思う)

今日はイキイキと目が輝いている女の子が私の傍に寄ってきて

「ロコモって知ってますか?大分県が全国で一番低いんですよ」と言う。

「ロコモの人が少ないってことですか?」と尋ね返すと

「ロコモと言う言葉を知らない人が全国一多い」と言う。

ここで意地悪ばあさんに「ヘーンシン!(変身)」

「言葉を知らなくても、健康でいれば問題ないのではないですか?」

とチクリ。

次に膝が曲がっている絵や腰が曲がっている絵など書かれた

1枚の用紙を見せて「〇子さん(私)は、今どこですか?」と訊く。

そして「これに認知症も加わりますが・・・」と追加して言う。

若い頃からの人間の一生みたいな図式ならともかく

この用紙はいきなり膝が曲がったところから始まっている。

まっすぐ立った図は見当たらなかった。

「まだどこも悪くないので、これには該当しません」と私。

すると「じゃあ、この一歩手前ですね」と言う。

思わず「それって失礼ですよ。一歩手前なんて!」

苦笑しながら反論。

相手は、その意味が分からない様子。

会社のマニュアルに基づいて説明しているだけで、その子に罪はない。

「罪を憎みて人を憎まず」と言ったのは誰だっけ?(孔子???)

 

あまりに人に訳もなく褒められおだてられても不愉快。

「バカにしないでよー!」(山口百恵風に・・・)

ああ、年を取るとだんだん「年寄り」と言う一括りの中に入れられ、

幼子やペットのようにほめて伸ばせ扱いされるのか。

・・・なーんてこの健康教室の職員の言動で思ったりする事もある。

私って、かなりな意地悪ばあさんかも?

家にかえって夫にその話をすると

「お前、そんなことを思うのか。嫌われるぞ」と一言。(^^ゞ

 

※アサギマダラ、今日も来た。