毎年3月最後の土曜日ふる里の山、白鹿山で中学校の同級生と花見をするのが恒例。
桜の開花宣言が一昨日あったばかりで見頃には少し早いようだが
幸運にも空は青空。最高の花見日和。
夫が作ってくれた栗赤飯と漬物を持って出かけた。
果たして同級生は何人集まるだろう?
私の予想は20人くらい。
全く誰にも声掛けをしなかったのに、あの人もこの人も・・・続々とやってきた。
京都・大阪・福岡・熊本・・・県外から来てくれた同級生も・・・。
まず白鹿山に登ってみる。
蕨を採る友・・・。
数年前に植えた桜の苗木が元気に育っていた。
私が植えた苗木には私の名札がまだ付いているのもあった。
その後、東屋で持ち寄ったご馳走を囲んで懇親会。総勢28人。
陽光桜と枝垂れ桜が丁度見頃。水仙も咲き誇っている。
ああ、何たる幸せ。
記念撮影の後はみんなで昨年88本桜苗木の植樹をした柴山河原へ。
小さいながらも蕾をつけところどころに開花している木もあった。
アサギマダラを呼ぶために植えたフジバカマも順調に育っている様子。
次は同級生が週末などに手入れをしている桜苗園へ。
同級生有志がここでチューリップと水仙を育て
一人一人にお土産として渡せるように準備してくれていた。
なんと行き届いた気配りなんだろう。
参加者は大喜び。
旅する蝶『アサギマダラ』を魅了するという
ドライフラワーの『シノグロッサム』も配ってくれた。
中学校卒業50年が過ぎてもこういう交流ができて
本当に恵まれているとしみじみ思った。
帰りに母の所へ寄る。
介護士さんが私にコーヒーを出してくれたら母が「ありがとう」とお礼を言った。
介護士さんが「この頃見違えるように元気になって、ご自分から話しかけてくれるんですよ」と
言ってくれた。
この分なら車の中から短時間だったら花見ができるのではなかろうかと思い
「花見をしてみたい?」と母に尋ねてみたら「したい」と答えた。
天気の良い日に母を車に乗せて実家の付近をちょっとドライブできたら良いなと思う。
近所の人の顔もちょっと見れたら母は喜ぶかもしれない。