あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

草取り→思い出

2016年10月04日 | 日記

空き家になっている家の草取りなど庭の手入れに行った。

草を取っていたらこの家で過ごした若いころのことが次々に

思い出され、ニヤニヤしながら作業をした。

 

 

(その1)

 息子が小学校3年生くらいの時、

帰りがあまりに遅かったので

 叱って玄関前に立たせたことがある。

 15分くらい放っておいて、そろそろ家に入れようと

玄関に行ってみると息子がいない!

 慌てて家の周りを探したが見つからない。

行方不明!

 暗い中、心配しながら、あちこち探した。

 9時頃だったと思う。息子を見つけた。

 家から歩いて5分くらいのところに中学校がある。

 息子はそこに行って地区対抗のナイター野球を楽しそうに観ていた。

 見つけた時はどんなにホッとしたことか。

 今となっては懐かしい思い出。

 

 

(その2)

隣の家が庭に放し飼いで、ちゃぼを飼っていた時期があった。

 ある日、息子が卵を持って家に入って来た。

 どうしたのか尋ねると、うちの生垣の中にあったという。

 隣の家と我が家の間は塀があり、

しかも、その生垣は隣家と離れた場所にある。

 隣のチャボがそこで卵を産んだとは考えにくい。

 翌朝、そこを覗くとまた卵があった。

 最初のうちは、まあいいかと茶目っ気で我が家で食べたりした。

 しかし、あまりに頻繁になるとさすがに気が咎める。

 隣の家に行って事の次第を話し、

チャボをしっかり管理するよう伝えた。

 もう当時のお隣さんも別のところに引っ越していき

 今は隣の家には知らない人が住んでいる。

 草取りしながら時の流れを実感。

 

祖母が作ったこの短歌が思い出されたりした。

 

 

 夫婦で約3時間作業をしたら家の周りがすっきりなった。

 裏の空き地の草刈りがまだ残っている。

 近いうちにもう一度・・・。

(草刈り機を使えないので私は現場監督)