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世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

気の向くままに、旅の様子を載せていきます。

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橘寺(2020奈良no4)

2020-11-05 | 近畿

 柿の葉にくるまれたお寿司は吉野地方の名産だといいます。その「柿の葉寿司ヤマト」というお店にやってきた。老舗だというこのお店、そのお寿司だろうな。と思いきや、葉っぱに包まれたお寿司は1個だけ。以前に食してそのおいしさは知っていた。私はそのお寿司に味噌汁があればそれで結構だというのに、ご覧のメニューでがっかりのお昼ごはんでした。添えられていた食後のお菓子「柿もなか」は美味しかった。

 明日香村役場近くの駐車場に車を置いて橘寺に向かいます。先にバスを降りた小学生、遠足でしょうか、お寺近くにこうもり傘の列が続いています。

 聖徳太子生誕(572年)の地といわれているここに橘寺がある。正面に見えているのが本堂。江戸末期に再建されたものだといいます。もとはといえば聖徳太子が建立したというのですが、いつのことなのでしょうか。

 本堂の横には観音堂。かってはこれが本堂だったとか。

 本堂からぐるっと回って平成9年(1997)に再建されたという往生院(念仏写経研修道場)にやってきた。

 お堂の中に飾られていた「酔芙蓉」の写真。このお花が絶品なのです。

 道場の格天井には著名な画家の華の天井画が260点奉納されているとのことでしたが、著名さんとはどなたさん方なんでしょうか。

 境内には酔芙蓉がこんな感じに植えられていました。

 スイフヨウ なんともさわやかなやさしい名前だ。最初は白色、そしてピンクに、終えんを迎えると赤くなって縮んでゆく。なんとこのお花は1日花だとか。ほんとなのでしょうか悲しい。その一瞬のときにそんな変身があるのです。その花言葉は「心変わり」「繊細な美」「しとやかな恋人」などと呼ばれるそうです。

 どうということないと思うんですが、飛鳥時代の石造物のひとつだというので写しておきました。「二面石」右の顔が善面、左に悪面が彫られているといいます。両面を正面から写さなければダメ出しが出てしまうでしょう。

 本堂にやってきた。御朱印はいただいたけれど内部の撮影は「まかりならん」でした。

 観音堂にお参りしてお帰りの時間になります。

 寄せ植えしてあるのか。巨木なのか。大きな酔芙蓉の株でした。

 お寺からの帰り道。山の裾に岡寺の三重塔が見えていました。ちょっといい雰囲気。

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