オクラホマをあとにします。この州にはインディアン居留地が314ケ所もあり400万人、270部族の皆さんが暮らしているという。西部劇映画では悪役にされていますが、彼らは本来穏やかで友好的な民族とのこと。断片的に綴りますが、こんなお話も聞きました。0.2%黒人の血が流れていれば黒人といわれるそうだ。またアメリカに暮らすアジア系民族の中で、中国や韓国の皆さんは激しいですって、それに比べ日系アメリカ人は「おとなしい」とガイドさんはおっしゃった。
畑が続く中を走るだけで、こんな住居が並ぶ姿が珍しく、ついシャッターを切りました。
「フォード」の工場。 どこまでも農耕地が拡がる中、こうした工場が見られるのも珍しいのです。
毎朝ガイドさんが地図にこんな書き込みをして車内回覧にしてくれるのです。地図上の距離と実走行距離が書かれています。
平らな大地を、今日で6日目。どこまで行っても、海面から200m前後の高さしかない大地なんです。ほんとに味も香りもない無表情な地形が続くのです。というわけで、ここに貼り付ける写真も、住宅であったり工場であったりで味気ない限りなんですが、4,000kmも走る中では当然といえば当然なのかもしれません。