世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

金閣寺(2019京都no7)

2020-03-12 | 近畿

 

 

   入場券とパンフレットが手元に届いた。今まで寄ってきた世界遺産に比べれば若い遺産だ。室町時代の金閣と足利義満は、よく知るお名前だ。この歴史ものが昭和25年若い僧侶による放火で全焼。この事件は三島由紀夫の「金閣寺」や水上勉の「金閣炎上」の題材になったともいう。そして現在の姿に復元されたのが昭和30年 (1955) で、まだ、ほんの新人さんだ。

 「金閣寺」というのは通称なんですよ。と書いてある。

 

 金閣を映す池は鏡湖池。松が2本植えられている池の中の小さな島は葦原島で、ほかにも幾つかの島が配されていました。

 左に立っている説明には『義満の愛した盆栽を移し、帆掛け舟の形に仕立てられたと伝えられる五葉松。樹齢約600年「陸舟の松」とも呼ぶ』と書かれている。

 こんな和装の子がいた。なんかきらきらしてて、この風景に溶け込みません。やだね。和装男児もいたけどそれは写していない。どうやら中国の若者らしかった。

 

 金閣寺の写真は少ない。本来なら外してしまう写真だろうが、載っけることにした。鯉が滝を登ると龍になる。という中国の故事に因んだ滝と「鯉魚石」だそうだ。パンフには滝の幾筋もの水が石を打つ写真が載っているのですが、木が茂り過ぎてしまった。名所なら名所らしく木を切ってお客さんに見せてくれなければ・・・

 どんなシャッターチャンスに巡り合うかわからない。弱った足に無理じいして裏山に登ってきた。金閣が屋根だけになった。

 

 まだ歩く。もう金閣はやぶの向こうだ。

 「夕佳亭」せっかていと読む茶室だ。この高台から「夕日に映える金閣が佳い」ということからこの名前がついたという。

 金閣寺はつまらなかった。写真にする資源が少ない。だって金ぴか金閣のほかの建物は回り歩かないのでした。令和元年の御朱印帳、左が龍竜寺、右が仁和寺。もちろん金閣寺もあります。私たちがガイドさんのお話を聞いている間に、添乗員が17の世界遺産を全部集めてくれるのでした。これにはほんとに助かった。


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